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2011年11月29日

自由ヶ丘の黒船本店



東京の自由ヶ丘にある菓子処「黒船本店」。
お店ができてからは、5~6年ぐらいだと思う。
それまでは自由ヶ丘で聞いたことがないお店でしたから。
名前の黒船なんての見ると、江戸時代に開港をせまった黒船も
あれば、長崎の南蛮菓子カステラのしおりによく書かれている
「黒船伝来の・・・」の黒船もあり、ここはカステラ菓子ですから
黒船伝来から付いたようですが、開港をせまった黒船のように
新しい菓子世界を開拓するような意欲を感じます。

もともとは長崎堂というカステラを作っている会社の新しいお菓子
ブランドとして、黒船が誕生していますから、ブランドに育てる
意識が根底にあり、店舗設計からパッケージやロゴなどのデザインに
モノ作りからブランド作りへのこだわりが見られる。
人気のドラ焼きは、ちょっとモッチリしているのが黒船の特長で
「ちょっと」へのこだわりが、他社との大きな違いになっている。
  


Posted by デザイン散歩 at 19:22Comments(0)ブランド

2011年07月25日

銀座の「空也もなか」と新しい「空いろ」



小振りで上品な味が評判の銀座6丁目の「空也もなか」。
予約しないで「あ~、この店か」と、ふらっとお店に入っても
もなかをゲットするのが困難なお菓子になっているようです。

「銀座でしか手に入らない」というスタンスから東京と品川駅の
構内のエキュートなんてずいぶん利便性のある立地にできたのが
空也が経営する「空いろ」という新しい店舗。 空也では
ないから、空いろの店では空也もなかを売っていません。

名前の「空いろ」の由来は、空即是色・色即是空からと書いて
空いろ、つまり空に色をつけることで世界にひろがり皆様に
愛されるブランドになり・・と、書かれている。

箱の水色は、空をイメージしたのでしょうか、箱の下隅には
丸いマークが2つあり、お菓子の「たいよう」と「つき」の
2種類が入っているサイン。お菓子ごとにマークがあるとは
こんな所にもこだわっています。海外への進出を視野に
いれており、「あんこ」を主役にした新しいお菓子作りと
店舗展開が始まったようです。
  


Posted by デザイン散歩 at 20:31Comments(0)ブランド

2011年07月22日

暑い季節にはサングラス



太陽の光りがまぶしくなる季節になるとサングラスの出番。
以前にサングラスのデザインをしたことがあり、それはスキーや
ビーチバレーなどのスポーツ用サングラスでした。
今じゃぁ、スポーツ用なんて呼び方はしないで、アスリート向け
と変わっていますが。
運動をして汗をかいてもフィット感を良くする「滑りにくい」
機能や、軽快感のある流線型と、これはもう死語になって、
エアロフォルムなんてカタカナになっています。
すでに世の中にたくさんサングラスがあり、リサーチを兼ねて
自分用のを探したときに見つけたのが、オークリーOakley
の普通用サングラスでした。

アスリート向けのサングラスには、レンズの形状やフレームと
レンズの合わせ方、カラーリングなどに、「動き」を感じる
よう、にぎやかなデザインの傾向になっているようです。
騒音ではないが、にぎやかすぎる「騒色・そうしょく」になっては
ただでさえ暑いのに、騒色ではさらに暑くなってしまう。
暑い季節には省エネと同様に、色彩も少なく「省色」にしては。  


Posted by デザイン散歩 at 13:25Comments(0)ブランド

2011年03月30日

ハートランドは緑色したビール瓶



緑色したきれいなガラスボトルは、キリンビールから出ている
ハートランド」のビール瓶。

ビール瓶には「ラベル」が貼ってあるのが普通なんですが
ハートランドビールは、元々のガラス瓶に商品名が彫り込まれて
いるから、ラベルが貼ってありません。

なのでビール瓶自体が、ハートランド専用ガラス瓶。
キリンビールの数あるビールの中でも、この「ハートランド」に
掛ける「熱意」と云うか、思いが他のビールとは違うようですね。

ラベルがなくて、緑色したボトルを見れば、ハートランドだと
認知されるようにデザインされていますが、同時にビール作りへの
「熱意」や「こだわり」も一緒に表現しています。
  


Posted by デザイン散歩 at 19:44Comments(0)ブランド

2011年01月24日

無印良品の加湿器とデザインコンセプト



今年になってからの天気は単に寒いだけでなく、空気が乾燥して
いるので、インフルエンザ対策をしっかりせんばです。
空気が乾燥しているなら、乾燥しないように湿度をあげる
役割りをするのが、加湿器。
無印良品では加湿器を販売して、店頭で実際に加湿中でした。
加湿をすると、どんな状態になるのがよくわかります。

加湿器のデザインは無印らしく、シンプルな円筒形状。
部屋に置いてもスペースをとらないから、使い易そうで加湿する
機能だけで、装飾はいっさいしないで価格を抑えています。
インテリアに置いて使う道具に、あまり個性的なデザインだと
置く場所に困る場合もありますから、ここは無難なデザインを
優先したほうが、使う方には助かる場合もあります。
無印良品のコンセプトのひとつに「無名性・アノニマス」が
あるように思います。

商品が無表情だからといって、それはデザインしていないわけでなく
「時」と「場所」や「使い方」などを考慮し、商品コンセプトを
「無表情」と設定してデザインをしているので、無表情も
いくつかある表情の中のひとつの選択になります。

商品のコンセプトを設定しないで、思いつきのアイデアだけで
作り、カタログやホームページなども、その時の担当者の気分で
思いつきで作ると、商品に対する「一貫性」が欠如すると
使う方の理解や共感が得られにくくなるので、商品コンセプトを
明確にする事は、デザインを上手に進めるためには大事です。  


Posted by デザイン散歩 at 15:05Comments(2)ブランド

2011年01月14日

果物がたっぷりなフルーツスイーツ・CAJU



お菓子のルーツが果物だと知ったのは伊万里に来てからで
その果物が「非時香実(ときじくのかぐのこのみ)」なんて
ちょっと長くてむずかしい名前の果物で、みかんをそのまま
小さくした果物だと知ったのも、遠い昔には果物のことを
「果子」と云っていたのを知ったのも伊万里に来てからです。
それから、非時香実の実物を伊萬里神社で初めて見ました。
「そうか~お菓子のルーツは果物なんだ」とお菓子を見るたびに
頭の片隅に浮かんで来たり、浮かんで来なかったり。


(伊萬里神社の非時香実で秋に実がなります。)

東京の銀座三越がリニューアルして、そのデパチカにスイーツの
お店「CAJU」ができ、「かじゅ」と読んで「果樹」の意味。
経営しているのは、神戸芦屋のアンリ・シャルパンティエ。
お菓子やケーキなどからもっと特化し、フルーツデザート専門の
お店を作り、同業他社との差異を図って個性を出してます。
CAJUのホームページを見たら、ほんとうに美味しそうに
フルーツデザートが紹介されているので思わず生つばがでます。

お菓子に限らず、ネットでは「画像」が大事ですから、商品を
紹介する場合には、作っている本人や経営者が気に入った画像を
掲載するのではなく、その商品を知らない人や見たことがない人に
「理解されるよう」に画像を選んで構成するなど、情報の価値を
知ってもらうような画像と文章の起承転結が大事です。

*ホームページはこちら⇒ CAJU  


Posted by デザイン散歩 at 15:05Comments(0)ブランド

2010年10月25日

資生堂のuno・フォグバーのデザイン



以前は、単に「スプレー」と言う名でとおっていたけど
最近は「ミスト」と呼ばれたり、そして今度は「フォグ」。
どちらも「霧」状態の様子ですが、英語の「フォグ」に
すると何となく「「新しく」なったような気になります。

資生堂のヘアースタイリング剤・unoフォグバーのボトルには
unoの3文字が印刷ではなく、ボティに凹んでます。
この丸みを帯びたボディのデザインだから、形状そのものが
アイコンになり、わざわざ「UNO」の文字を目立たせなくても
商品としてのuno・フォグバーの「存在感」があります。
そして、unoの3文字が凹んでいるおかげで、持ちやすさという
機能性にもほんの気持ち程度ですが役立っています。

ボディが白色ですとunoの文字を黒や赤色などで印刷し、商品名を
目立つようにするのでしょうが、毎日のように使う日常品は
棚の上に毎日のように置かれるし、フォグバーを買った人は丸みを帯びた
白いボトルを見れば、それが何の商品かはすでにわかりますから
あえて黒や赤の色文字にしないで、インテリアとしての日常空間に
置くだけで、存在感があるデザインにしたのでしょう。
コンビニの店頭では透明カバーに黒の色文字で目立ってましたが
商品名が目立つのではなくて、商品の存在するたたずまいに
重点が置かれた、競争がある店頭効果と日常の静かな生活空間の
双方に配慮しているグッドデザインです。
  


Posted by デザイン散歩 at 19:10Comments(0)ブランド

2010年09月17日

デザインする時の必需品



来月には、友人デザイナーの還暦祝いがあるので、お酒好きな友人が
お酒を飲むときに喜びそうな酒杯を贈ろうと、酒杯のデザインを考え中。
秋の夜長にグイッと飲む日本酒は、まさに至福の一杯ですからね。

どんな酒杯にしようかと、いろいろなデザインをスケッチする時に
欠かせないのが、ロディアのブロックスケッチ。

フランスの定番ノートで、閃いたデザインのアイデアを適当にスケッチする
場合には無地のメモ帖を使い、寸法を入れてプロポーションを検討する
場合には、ロディアの5mm方眼紙が便利で書きやすい。

鞄の中には、無地のノートと、ロディアのブロックメモをいつも入れて
この2つは、私にとってデザインを考える場合の必需品で、今でも
このスタイルは全然変わりませんね。
ただ変わったのは、閃きのスピードがだんだん遅くなったぐらいですね。
そして遅くなってきたと云えば、歩く早さもゆっくりしてきましたね。  


Posted by デザイン散歩 at 17:07Comments(3)ブランド

2010年08月10日

イタリアン・コーヒーのイリー

東京に出張した時、羽田空港の第一ターミナルで見かけたのが
イタリアンコーヒーの「イリー・カフェ」。
イタリアのバールのような、カフェの雰囲気はなかったので
その代わりに、おいしそうなカプチーノの写真でも。



同じ「イリー」でも写真のボトルは、品川のクイーンズ伊勢丹で見かけた
ラテ・マキアートとイタリアンカフェ・ブラック無糖の2種類。
イリーのコーポレートカラーの赤色を効果的に使っています。



どこが扱っているのかと、裏側の成分表示のところを見たら
販売会社には「日本コカコーラ」と書いてある。
まさか日本コカコーラが関連しているとは知りませんでした。

コカコーラから出ている缶コーヒーといえば、ジョージアですから
イリーのラテ・マキアートを飲んでいても、ジョージアが浮かんで
イタリア気分が無くなって、あんまり具合がよろしくない。
こういうのも、グローバル化ってヤツなんだろうね。
  


Posted by デザイン散歩 at 17:01Comments(0)ブランド