「カステラ~1番~、電話は~2番~、3時のおやつは~
ブンメイドウ~」と、テレビのCMソングで覚えたというか、頭の中に
刷り込まれたカステラメーカーの名前が文明堂です。 これだから
事の良し悪しよりも、消費者の購買判断はCMに大きく左右される。
長崎→南蛮貿易→異国情緒とイメージが連鎖し、長崎の名物である
カステラも同様なイメージがあり、店舗の名前に「文明堂」なんて
つけるのは上手いネーミングだと思う。創業は明治33年、1900年。
今では、カステラといえば長崎を代表する横綱的な特産品。
その後、暖簾分けして銀座文明堂や麻布文明堂などあるけど、長崎は
「文明堂総本店」と名乗って、やはり文明堂の総家です。
カステラのパッケージにも異人さんの風俗画を描いて、異国情緒を
表現しており、「カステラ=長崎」らしさを出してます。
人々のイメージにある「○○らしさ」は、そう簡単には変わらないね。