スイーツのルーツは伊万里にあり

デザイン散歩

2011年04月27日 12:55


伊万里には、お菓子の神様を祀っている「中嶋神社」があり
その神様が植えていったと言い伝えられている、小さなみかんの
「非時香実(ときじくのかぐのこのみ)」が境内にあります。
昔は菓子を「果子」といい、果物のことでした。
そして、森永製菓の創立者・森永太一郎翁は伊万里の出身と
伊万里はとてもお菓子に縁が深い町です。そこで、お菓子の町
伊万里を子供から大人まで、もっと知ってもらいたいとお菓子まつり
など活動している市民ボランティアグループが伊万里お菓子倶楽部。
伊万里青年会議所の35周年事業として、2000年の11月に
伊万里お菓子まつりを始めたときに誕生して、もう10年になります。



市民グループが企画した伊万里の町を元気にするような事業を
補助してくれる伊万里市の夢づくり支援事業の応募の締め切りが
4月27日の今日まで。
今月のお菓子倶楽部の会議で出てきたいろんなアイデアを検討して
「スイーツのルーツは伊万里」をテーマに申請書へ書き写した。
ネットの時代ですから、申請書を書いたメンバーからメール添付で
届いたのを見て、好きなビージーズを聴きながら修正や加筆して
メンバーにメールで送り返してと、申請書を昨夜に仕上げた。

仕事で補助事業の申請書を書くのを手伝うこともあり、この10年で
60件ぐらい書いていますが、書類審査の合格率は100%!
それは合格するような事業内容を書いているからで、事業者のやりたい
内容と、補助事業の主旨・選択基準とが調和すればいいのです。
中小企業はワンマン経営者が多く、補助事業の選択基準を無視して
自分のやりたいことを申請書に書くから、不合格になってしまう。
起きる現象には、それを起こす原因がちゃんとあるのです。
合格するには、補助事業が今までに採択してきた「傾向」を知ること。
用意周到にしてこそ、戦わずして勝てるのですが、申請書を出す前に
ちゃんとお菓子の神様「中嶋神社」にだけは参拝せんばね。

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