伊万里津のからくり時計

デザイン散歩

2011年08月01日 20:39



伊万里川の川岸から船に焼き物を積んで、ヨーロッパに出していた
歴史を、佐賀銀行の壁の「からくり時計」で簡単に再現しています。
からくり時計なんですが、時計にからくりの仕掛けはなくて
時計の下のスペースで、場面が変化するのです。

1時間ごとに音楽がなっては場面が変身して、船が出てきたり
焼き物らしき荷物を運んでいる人たちが陽気に出てくる。

川なんだけれど、ほとんど海の河口ですから、きっと満潮時あたりに
いっせいに焼き物を船に積み込んで、賑やかだったんでしょうね。

伊万里津の津が港の意味だと知ったのは、日本で一番短い町の名の
三重県の「津市」を知ったとき。唐津は唐の国へ行く港だね。

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