続・伊万里焼納めの器
昨日の続きで、伊万里の大川内山「春の窯元市」から展示販売して
いる、「納めの器」を紹介します。
絵付け伝統工芸士の技がさえる、「
巒山窯・らんざん」さん。
深い緑色に特長がある鍋島染付と、繊細な線描き作品です。
そして、次は「
文三窯・ぶんぞう」の三宅製陶所さん。
東京ドームのアンケートでも、一番人気の高かった器で
藍色の鍋島染付で、花模様が上品に描かれています。
淡い水色が特徴的な器は、「
杏土窯・あづち」さん。
水色のところが少し盛り上がった優しい表情で、これも人気が高い。
そして、季節のアヤメを描いているのは、「
畑萬陶苑・はたまん」さん。
色鍋島の色使いを基調にして、涼しげに仕上げています。
同じような形状の器ですが、それぞれ窯元さんの個性が出ており
見ているだけでも楽しいですね。
大川内山の桜は、週末までは見頃ですから、焼物の掘り出し品を
探しがてら、散策されてはいかがですか。
関連記事