わかったようでいても、全然わかってない事がけっこうあるもんだと
気付かされたのが、昨夜の伊万里商工会議所経営革新セミナーの
「5S実践塾」でした。
机や引き出しの中を整理しようとする時に、
「あ~、これはまだまだ使えるな~」とか、「捨てるにはもったいないね」と
ついつい残しているものがあるけど、この1年間で使っていないモノや
資料が4割ぐらいはあると思う。全部の引き出しを整理したわけじゃないけど
たぶん、それぐらいはあると思う。
昨日の、かたづけ士・小松易講師の話の中に、「もったいないから、なかなか
捨てない」という思いがあるから、片付けができない壁があるのですが
もったいないを漢字でどう書くかご存知ですか?」と尋ねていた。
もったいないの漢字は「勿体無い」と書き、そもそも「勿体」とは
「物が本来もっている価値」のことを意味して、その価値が無くなる事を
もったい無いと言う。って事はその物が「役立たない」とか、「価値がない」
になり、捨てない事は役立たない物を大事にしてる事になります。
だから、物がどんどん増えていき、片付かなくなって、探す時間が増えて
余計な仕事が増えて、忙しくなり、そして忙しいから整理する時間がなく
また物が増えてしまい、また探す時間を余計に取られてしまう。
この悪い負のサイクルを、良くなるように変えるには
勿体無いと思うモノは、実は「役だたない」と思って、片付けることです。