黒澤明とスピルバーグとイーストウッド
昨日で伊万里にある「黒澤明記念館サテライトスタジオ」が閉館した。
黒澤明監督を尊敬している映画監督のひとりがスピルバーグ。
そして黒澤映画「用心棒」のマカロニウエスタン版「荒野の用心棒」で
主役のクリント・イーストウッドは映画が大ヒットしスターになった。
そのスピルバーグが制作総指揮をして、イーストウッドが監督した
「ヒアアフター」を観に行ってきました。
映画を観終わってピアノやギターの響きが良く、音楽は誰だろうと
思ったら、イーストウッドが音楽も担当してました。
許されざる者、ミリオンダラーベイビー、グラントリノなど
映画作りへの情熱は、80歳になっても変わらない。
映画評論家の西村雄一郎さんが書いた「黒澤チルドレン」には
コッポラやルーカスを初め、いろんな映画関係者が登場して
黒澤映画が世界の映画界に与えた影響の大きさが書いてある。
黒澤明記念館サテライトスタジオの最後の日、西村雄一郎さんが
見えていて、サテスタスタッフから西村雄一郎さんを紹介され
コーヒーを飲みながら、久しぶりに映画の話ができたのは
淋しいなかでも楽しい貴重な時間でした。
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