家具作り塾で、扉の兆番つけ

デザイン散歩

2011年03月20日 19:28

森から始まる家具作り塾も、だんだんと最終工程になってきました。
昨日は扉に付ける「兆番」のざぐり加工で、ノミを使っての作業。
兆番の厚みを測り、ざぐる位置に毛引きをして、これ以上は削らない
位置を決めて、毛引いた線の内側までを、ノミでざぐります。
ノミを使っていて思うのは、ほんとに優れた道具だとつくづく感心する。



そして、縦切りと横切りの両刃についた「のこぎり」。
今さらながら、使い勝手の良さと繊細さに感心します。



隣りのNさんが、脚と本体を取り付けるのに、木工ボンドを着けてます。
ボンドを持つ右手と、持たない左手のポーズから不慣れな様子が
うかがえるけど、私も同じような、しぐさで作業してますから
人のことをあまり大きな声では言えませんが。
さすが、田端棟梁の作業姿勢のカタチは、何をするにせよキマッテます。



来週には柿しぶ塗装をして、扉を取り付けて、順調にいけば完成?かな。

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