筆記具のプレスマンは大切な鉛筆
デザインに興味をもつようになった工芸高校のときから
そして美大のときにも、デザイナーの肩書きで仕事をするように
なってからも、肌身離さずというほどではないけれど、筆記する
道具に対しては、関心が高いほうだと思います。
職業的に「筆記具」に関心を持たないわけにはいかないのですが
それでも、「筆記具オタク」に近いかも知れません。
数ある筆記具のなかでは、デザインのアイデアスケッチを描く
ときに使う鉛筆には「書き味」が特に気になります。
妙な言葉ですね、「書き味」なんて。どんな味がいいのかと
なると、それはもう「滑らかな動き味」の一言につきる。
紙の上をアイススケートのように滑らかな動きをしてくれると
書く時にストレスを感じずに、「自由感」と一体になれるので
束縛のない自由な時間を過ごすことができるから。
今では一番右にある「プレスマン」が自由への引き金になってます。
プレスマンはその名前のとおり、新聞記者の「速記用」に
作られた、0,9ミリの太さがある鉛筆です。
この0,9ミリが絶妙の太さになってます。
鉛筆の芯を研がずに書き続けられる太さが、0,9ミリで
速記用ですから、速く書くスピードに対応できるように
滑らかな書き味に仕上げています。
デザインスケッチを描くのと、速記用鉛筆は相性がいいね。
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