2009年11月11日
明治ブルガリアヨーグルト・そのままで

明治製菓や明治乳業の「MEIJI」のロゴマークが新しくなり、以前のデザイン
とは大きく変わって、「meiji」となり、ずいぶんと柔らかな印象になっている。
ですから、毎朝のように食べている明治ブルガリアヨーグルトの「MEIJI」の
ロゴも同様に変わったけど、この場合は「ブルガリア」の方に眼が行くので
隅にある「MEIJI」をしっかり見ないと、変わったのにはあまり気付かない。
そして、従来のヨーグルトよりもより「まろやかに」なった「そのままで」は
ジャムやフルーツソースを入れずに、確かに「そのままで」でイケマス。
栄養などの要素も大事ですが、「まろかやさ」という風味が他社との差別化
戦略商品としては重要になってきたのは「市場の成熟化」が背景にあり
より「きめ細やかな」仕上げ品質を提案する時代になったように思える。
従来タイプには「パウダーシュガー」が付いていたけど、「そのままで」には
砂糖が付いていないのも、カロリーオフとか、カロリーゼロなどの健康志向が
影響しているのかも知れないが、「そのままで」と書いている以上は、砂糖は
入っていませんよとも言っているのでしょうね。
2009年11月07日
ユニクロ社長が書いた本

カジュアルファッション業界で快進撃を続けている「ユニクロ」。
会社の名前はファーストリテイリングで、その店舗名がユニクロです。
年商がすでに5000億を超えて、東京の銀座通りのど真ん中にも店があり
今度はどうも中国に店舗展開のシフトを移すようで、1兆円を目指している。
ユニクロを立ち上げてからの成長が決して順調なものではなかった事を
経営者の柳井正さんが書いている本のタイトルが、「一勝九敗」。
思いついて、これはイケルと踏んでやってみたら、思うようには行かなかった
プロジェクトがいくつもあるけど、試してみることで、得られる経験や情報が
その後の事業発展に役立っていると書いてある。
「やらずにできるわけがない!」の心意気と、何事にも前向きな経営姿勢には
地方の中小企業の経営者にも学ぶべき点が多くある。
有田焼などの陶磁器事業は厳しいけれど、新しい「やり方」はあるはず。
ユニクロのロゴが初めは「UNICLO」でしたが、なぜ「UNIQLO」に変わった
話など、知恵と汗の試行錯誤の内容が書かれているビジネスの良書です。
2009年11月05日
ユニクロの今度は「+J」だ。
10月の初め、日経新聞に全面広告を出していた、ユニクロ。
海外のニューヨーク、ロンドンに続いて、パリに旗艦店舗がオープン。
今度は東京と漢字で書かなくて、TOKYOスタイルで海外展開です。
2001年にもロンドンなどに海外展開し、イギリスに20店舗ほど出して
痛手をおったけど、その経験が今度は「強み」にして出店する。
やはり、経験ほど「良き先生」はいないから、試すことは大事ですね。
柳井正社長の著書「一勝九敗」は、ためになる経営ビジネス書ですから
一読されるといいですよ。いろんな事をしては、失敗しているけど
それをバネにして、前向きに取り組む「姿勢」は参考になります。
また、秋からの新しいファッションコンセプトには、ファッションデザイナーの
ジル・サンダーのデザインしたのを、「+J」と名のって展開。
その広告がずいぶんと上手くなり、オシャレになってきているね。
ユニクロの名前が、ユニーク・クロージングを縮めて誕生しただけに
ファッションビジネスの展開には、ユニークでいろいろ仕掛けている。