2011年08月29日
セブンの挽きたてカフェオレ
たまに立寄るコンビニのセブンイレブン。
朝7時から夜11時まで営業するからと、名づけられた
店名ですが、今では24時間で休みなし。
セブンイレブンオリジナルの「カフェオレ」には
「挽きたて」の形容詞が、頭についています。
「淹れたて」や「挽きたて」などの言葉が付いてるのと
無いとでは、ずいぶん印象が違うような気がする。
原宿にある珈琲の専門店「アンセーニュダングル」。
以前、この店の前を通ったら「淹れたての美味しい珈琲が
できています」と看板が出ていて、淹れたてに誘われて
入ったことがあり、確かにコーヒーは美味しかった。
同じ商品でもお客に伝える表現の仕方や、言葉ひとつで
印象が違うから、「工夫」が必要です。
2011年07月16日
日田豆田町のホテル風早
先週の土曜、大分へ「5S研修」に行った帰りに立寄った
のは、サッポロビール日田工場なんですが、その前に
豆田町の「ホテル風早」を久しぶりに訪ねた。
ここは旅館とホテルの良さをミックスしてコンパクトに
そして上質(高級ではなく)に仕上げています。
地方のひとつの町、日田豆田町に似合うようにこじんまりとした
「緑」と「静」が、ほどよく調和した空間になっています。
外観の建築は特に斬新なデザインをしているわけでもなく
ただ、丁寧に手入れが行き届いているのを感じます。
写真は玄関の扉をあけた3畳ほどの空間のしつらえです。
2011年06月22日
日経MJ・2011上期ヒット商品番付
今日、発刊した日経MJは、2011上期ヒット商品番付版。
やはりというか震災関連から、「世のための消費」が大きな
キーワードになり、次に「節電」や「節約」などが出てます。
これから暑い夏をむかえるので、涼感衣料が関脇に位置して
「部屋テコ」なんて聞き慣れない商品が登場しています。
そして東の関脇には「フェイスブック」。私も3ヶ月前から
FBをやってますが、これはいいですね。
また、サマータイム導入に関連して「アフター4」の過ごし方の
販促サービスなど、「夏」と「節」の対策が目立ってます。
2011年05月30日
変わらなきゃあと思う人にはチャンスの時代
ちょっと前の朝日新聞土曜版、プラス1のフロントランナーに
紹介された人は角川歴彦(つぐひこ)さん。今は角川書店だけ
でなく、角川グループホールディングの会長職。
今日のブログタイトルは、その記事の中からの引用です。
角川さんが語っている言葉のなかで、特に気に入ったのが
「電子書籍時代に活字がだめになるかと言えば、そんな単純で
はない。先に生まれた者が、新しい時代の動きを見て、生まれ
変われるかどうか。変わらなきゃと思う人にはチャンスだし
そうでない人にはリスクの時代ですね。」
どんな場所でもどんな仕事にも当てはまる言葉のような気がする。
小さな中小企業だからとか、家族でやっているからはあまり
関係なく、肝心なのは本人が「変わらなきゃ」と、強く思うこと。
小さいことを「行動に移す」ことで少しは変われると思うね。
紹介された人は角川歴彦(つぐひこ)さん。今は角川書店だけ
でなく、角川グループホールディングの会長職。
今日のブログタイトルは、その記事の中からの引用です。
角川さんが語っている言葉のなかで、特に気に入ったのが
「電子書籍時代に活字がだめになるかと言えば、そんな単純で
はない。先に生まれた者が、新しい時代の動きを見て、生まれ
変われるかどうか。変わらなきゃと思う人にはチャンスだし
そうでない人にはリスクの時代ですね。」
どんな場所でもどんな仕事にも当てはまる言葉のような気がする。
小さな中小企業だからとか、家族でやっているからはあまり
関係なく、肝心なのは本人が「変わらなきゃ」と、強く思うこと。
小さいことを「行動に移す」ことで少しは変われると思うね。
2011年05月09日
お米からパンを作るGOPAN

家電メーカーのサンヨー電器が、お米を入れるだけでおいしいパンが
できる「GOPAN・ゴパン」を開発しました。
2010年度の日経MJヒット番付表でも技能賞に選ばれています。
お米の「ご飯」と「パン」の2つの言葉をかけた造語のGOPAN。
わかりやすくて、覚えやすいグッドなネーミングです。
想定以上の受注があったため、受注をいったん中止し、増産体制を
整えて、再び店頭に並びはじめたぐらいですから大したもんです。
GOPANの商品力は、確かに大したもんです。が、それじゃ
デザイン的にも大したものかとなると、そうは言い切れない。
GOPANは日常に使う家電製品であることを意識しているせいか
あまり「存在感」を主張しないよう控えめなデザインになってます。
と云うより、生産性やコストダウンを優先すると、こうなりますの
お手本のようにも思えるぐらい、控えめな姿カタチにまとめている。
10月8日はお米の日。で、昨日の5月8日はGOPANの日らしいが
せっかくの「価値の高さ」を、デザイン的にも高めてほしいと願って
ここで、パン~パン~と2拍手!。
2011年04月21日
首都圏百貨店バイヤーが選んだ北海道の逸品


これからは「ネット活用」が大事ですと、だれにでも薦めています。
人に薦めているからには自分でもせんばと思い、こうしてブログを
始めたり、今年になってよくわからないまま、facebook も始めた。
わからないなら、まずは「やってみる」かと、リキムことなく
facebookをやっていて、その友だち情報で知ったのが、北海道の
ファームデザインズという牧場があります。
名前からすると、どこかのデザイン会社かなと思ったら、大きな
勘違いですが、全くの勘違いでもないぐらいに、コーポレート
デザインや商品デザインはちゃんとしてるので「いいね」となる。
ファームデザインズについて、ここでぼくが下手な説明をするより
クリックしたほうが早いので、見ないよりは見たほうが「いいね」。
今日の写真はファームデザインズが作っている「うしぷりん」と
「牧場の白いぷりん」。どちらもネーミングが「いいね」です。
「牧場の白いプリン」は、首都圏百貨店バイヤーが選ぶ北海道の
逸品の「最優秀賞」に選らばれたスイーツです。
選ばれるにはそれなりの「わけ」があり、ファームデザインズの
「モノ作り」への取り組み方はおおいに参考になります。
2011年04月07日
フェアトレードのチョコレート
伊万里駅近くのスーパー「マックスバリュー」はイオングループ。
店内をうろうろしていたら、PBチョコレートを見つけた。
あまりパッとしないデザインのパッケージに、「フェアトレード」のマークと
ドミニカ共和国産のカカオマス使用と書いてある。
フェアトレード商品は、どちらかといえば、小規模な事業者が
扱っているような印象ですが、イオンのような大手が取り組んでるのは
最近よく聞くようになった「エシカル」のせいかも知れません。
「我が社は世の中の役に立つことをしているんです」ってね。
フェアトレードのチョコを買うと、ドミニカ共和国のカカオ事業に
従事している人たちの暮らしを少しでも良くする手助けすることになり
東日本震災で被害にあった地域の野菜を買うことに少しは似ている。
どうせ同じような商品を買うなら、たいしたことはできないけど
たいしたことができない者なりに、少しは何かしたくなります。
2011年03月24日
ネット販売の和座本舗と産地再生セミナー
昨日は有田町の佐賀県窯業技術センターの講堂で開催された
佐賀県産地再生セミナーに参加してきて、セミナーでは平成22年度に
佐賀県農林水産商工本部商工課が実施した伊万里・有田焼
産地市場創出等調査事業の調査報告がありました。
調査報告書は産地の状況と、ホテル、百貨店、飲食業、ブライダル業界など
食器を使う市場の評価などが、詳しく数字で紹介されていて
伊万里・有田焼事業者にとって有効な指針となる貴重な内容です。
商品の価値は、市場(お客)がその評価を決定するものですから、食器を
使ったり、取り扱っている市場の評価を調査することが大事ですと
調査をする前に県の担当者と話したが、本当に役立つ調査報告書です。
そして、こういうデータをどう読むかによって、右上がりになるか
どうかは陶磁器事業の経営者次第です。
また、セミナーでは陶磁器業界専門誌の方や、九谷焼をネットだけで
販売して成功している方の、2人の講演もあった。
九谷焼という他産地である事と、ネット販売で九谷焼を売っていて
かなり実績がある人の話ということで、参加者も多かった。
九谷焼のネット販売は「和座本舗」で、楽天市場で大賞もとっている。
なぜ売れているかは、そこの店にいけば、よくわかりますよ。
2011年02月16日
有楽町に北海道十勝のキッチン「とかちの」
この間東京出張した夜、食事に行った場所は有楽町。
有楽町近くの国際ビル地下、北海道は十勝地方のこだわり
食材を提供している飲食店の「とかちの」です。
十勝のいろんなこだわりがあるから、店の名前は「とかちの」。
お店の食材を十勝地方にこだわって、単に美味しいだけでなく
店舗の運営自体がユニークなビジネスモデルと聞いていたので
これは店に行って、食べて、飲んで、店長から直に話を聞くのが
早いからと、現場に向かったのでした。
ネットで調べたり雑誌を見るだけでなく、やはり「現場・現物」を
自分の目で確かめ、当事者と話しをすることですね。

自慢のチーズ盛り合わせ。

カウンター下の間接照明。

店の前に置いてある手描きの看板。
みんな美味しい顔をして、いいね。
有楽町近くの国際ビル地下、北海道は十勝地方のこだわり
食材を提供している飲食店の「とかちの」です。
十勝のいろんなこだわりがあるから、店の名前は「とかちの」。
お店の食材を十勝地方にこだわって、単に美味しいだけでなく
店舗の運営自体がユニークなビジネスモデルと聞いていたので
これは店に行って、食べて、飲んで、店長から直に話を聞くのが
早いからと、現場に向かったのでした。
ネットで調べたり雑誌を見るだけでなく、やはり「現場・現物」を
自分の目で確かめ、当事者と話しをすることですね。
自慢のチーズ盛り合わせ。
カウンター下の間接照明。
店の前に置いてある手描きの看板。
みんな美味しい顔をして、いいね。
2011年02月09日
山手線で見つけた笑顔の広告
先週の東京出張で山手線の電車に乗った時、車内広告に
俳優の高橋さんの笑顔がありました。
特定保健用食品マークをつけた胡麻麦茶の宣伝ですが
このコピーがちょっと気になった。
どこの何がどう気になったのか、と説明するのに適当な言葉が
まだ出てこないのですが、まあ~下手に書くよりも
見てもらう事で。たまにはこういうのもありです。
今日のブログ記事で、東京出張ネタはこれでおしまい。
まだ残照のような疲れがあるけど、気分が良いのが嬉しいね。
2011年01月26日
「売れない商品ランキング」で商品が売れる

東京青山にあるインテリアと雑貨のお店 「idee・イデー」の
オンラインサイトには取り扱っているインテリア商品が紹介されて
いるけど、全部が全部人気があって売れているわけではない。
と、この店の事をよく知りもしないで、売れない商品があると
言い切れるにはちゃんとした理由があります。
いろんなカテゴリーを見ていくと、そこに
「売れ筋商品」があり、ここの画面を覗いてみると隅のほうに
「売れない商品ランキング」と、小さく表示してあり、売れない
商品があることを宣言しているのです。
どんなのが売れないのかと、気になってクリックしてみた。
スタッフからのメッセージが書いてあり、売れていない商品に
ついて、画像も多く見せて、詳しく紹介しているから
「へえ~、そうなんだ」と共感して売れているそうです。
売れていない事実を逆手にとって、商品の良さをしっかりとアピール
しています。こういう手があったとは、「やり方」が上手いね。
今日の写真は「灰皿」。デザイナーは有名なフランス人のスタルクさん。
現物を見たのは20年ぐらいかな。アルミ製で¥13,000ですから
そうそう売れないだろうと思っていたら、やはり売れてないようで
「売れない商品ランキング」の、3位に登場してました。ですが
スタルクファンやデザインマニアには売れるかもです。
インテリアや雑貨に興味があるなら、
ここのサイトは面白いですよ⇒idee・イデー
2011年01月25日
お菓子の商品開発会議に参加しました

伊万里でお菓子を作っている、NPO法人「小麦の家」さんは
無添加の手作りクッキーを作って販売しています。
先週ですが、お菓子開発会議に呼ばれて参加してきました。
フードの専門家・橋本祐充子先生がメインとなって、小麦の家さんが
作るのにふさわしいお菓子のアイデアについて、いろいろアドバイスされ
春頃には新しいお菓子が登場しそうですから楽しみです。
また中小企業診断士の方も参加し、経営的な視点からアドバイスもあり
ずいぶんと充実したお菓子開発会議で、勉強になりますね。

また昨年の秋には、小麦の家オリジナルの包装紙や小袋も出来上がり
スタッフが描いた手書きのイラストが散りばめられた、小麦の家に
似合う、小麦の家らしい包装紙に仕上がり、お客さんからの評判も
いいようですから、良かったですね。
カッコイイお洒落な包装紙をデザインするよりも、そこの「らしさ」を
表現する事で、他と違う「アイデンティティ」が明確になり、その
違いこそが、「価値」になるのだと思ってデザインしています。
お菓子の開発会議の様子は⇒小麦の家ブログ
2010年12月29日
HPやブログで売上げアップするには
昨日が今年の仕事納めでしたので、「デザイン散歩+」も今日で
今年のブログ納めとなります。
伊万里に来て以来、これからはネット時代になるので、地方の中小企業や
お店でも、こだわりのある商品やサービスをしている所はネットを活用して
経営を向上させる勉強が大事ですよと、会う人ごとに話してきました。
早とちりな経営者は、ネットで販売すれば、すぐに売れるものと勘違いして
ネットショップサイトを立ち上げたものの、1年経って焼き物がネットで
なかなか売れないと、「やはり焼き物は手に持たんと売れんばい」と、
コンテンツや運営の仕方などの反省や見直しもせずに、売れない理由を
ただネットのせいにしているのにはあきれたものです。
ホームページやブログなどネットを使って、お店の売上アップに
つなげるには、何が一番大事だと考えたら、これはネットだけに限らず
普通のお店でも同じですが、お客さまとの信頼関係。
お客との信頼関係をより深めるために、どんなコンテンツにするかを
考えて、それを優先した内容をHPやブログに掲載するだけです。
信頼感のあるホームページになっているかのひとつの目安が
「お客さまの声」を掲載すること。あなたのHPに訪問してきた初めて客の
不安を解消する役割りが、そのお店を利用した「お客さまの声」。
また、経営者やスタッフの顔写真や仕事風景の画像は、無い方とある方の
どちらが信頼感があるのかと云えば、あった方が良いに決まってるでしょう。
HPを作る目的は、自分の会社の事を知ってもらうため。新たなお客を
獲得するため。そのためには、一にも二にも「信頼感」を表現する事。
知らない人に自分の会社や仕事内容を良く知ってもらうために、HPを
立ち上げているのですから。
ドラッカーいわく「経営とは顧客の創造」。新たなお客を作るには
「信頼関係」が大事になるのは、昔も今も当たり前のことで、ビジネスの
やり方が変わっても、信頼が基本なのは変わりませんね。
ネットの時代とはいえ、ネットは万能ではなく、情報発信手段のひとつに
すぎません。しかも、エアコンの効いた部屋で好きな音楽を聴きながら
サイト作りして、コストがあまりかからない手軽な情報ツールです。
催事の案内DMを出すだけでなく、来場されたお客にお礼状を出すなど
常にお客さまとの信頼関係を深めることです。
今年も今日も、「デザイン散歩」に来てくれてありがとうございました。
これから机や雑誌の整理整頓と、窓ガラスなどの掃除をせんばです。
それでは、どうぞ良いお年を!
今年のブログ納めとなります。
伊万里に来て以来、これからはネット時代になるので、地方の中小企業や
お店でも、こだわりのある商品やサービスをしている所はネットを活用して
経営を向上させる勉強が大事ですよと、会う人ごとに話してきました。
早とちりな経営者は、ネットで販売すれば、すぐに売れるものと勘違いして
ネットショップサイトを立ち上げたものの、1年経って焼き物がネットで
なかなか売れないと、「やはり焼き物は手に持たんと売れんばい」と、
コンテンツや運営の仕方などの反省や見直しもせずに、売れない理由を
ただネットのせいにしているのにはあきれたものです。
ホームページやブログなどネットを使って、お店の売上アップに
つなげるには、何が一番大事だと考えたら、これはネットだけに限らず
普通のお店でも同じですが、お客さまとの信頼関係。
お客との信頼関係をより深めるために、どんなコンテンツにするかを
考えて、それを優先した内容をHPやブログに掲載するだけです。
信頼感のあるホームページになっているかのひとつの目安が
「お客さまの声」を掲載すること。あなたのHPに訪問してきた初めて客の
不安を解消する役割りが、そのお店を利用した「お客さまの声」。
また、経営者やスタッフの顔写真や仕事風景の画像は、無い方とある方の
どちらが信頼感があるのかと云えば、あった方が良いに決まってるでしょう。
HPを作る目的は、自分の会社の事を知ってもらうため。新たなお客を
獲得するため。そのためには、一にも二にも「信頼感」を表現する事。
知らない人に自分の会社や仕事内容を良く知ってもらうために、HPを
立ち上げているのですから。
ドラッカーいわく「経営とは顧客の創造」。新たなお客を作るには
「信頼関係」が大事になるのは、昔も今も当たり前のことで、ビジネスの
やり方が変わっても、信頼が基本なのは変わりませんね。
ネットの時代とはいえ、ネットは万能ではなく、情報発信手段のひとつに
すぎません。しかも、エアコンの効いた部屋で好きな音楽を聴きながら
サイト作りして、コストがあまりかからない手軽な情報ツールです。
催事の案内DMを出すだけでなく、来場されたお客にお礼状を出すなど
常にお客さまとの信頼関係を深めることです。
今年も今日も、「デザイン散歩」に来てくれてありがとうございました。
これから机や雑誌の整理整頓と、窓ガラスなどの掃除をせんばです。
それでは、どうぞ良いお年を!
2010年12月27日
新規事業の成功率と事業のタイプ。

今年もいろんな事業所の新商品開発や販路開拓に関わってきて
あと5日で今年も終わり、新年を迎えます。
そこで来年に何か新しい事業や商品を開発す時の参考になるか
わかりませんが、新規事業の成功率について。
新規事業を少しでも成功させようと、中小企業の経営者は考えて
取り組んでいますが、新規事業の取り組み方の内容によっては
成功する確率みたいなものが、どうもあるようです。
Aタイプ=同じ客層に類似した商品を提供⇒成功率70%
Bタイプ=同じ客層に異なる商品を提供 ⇒成功率50%
Cタイプ=異なる客層に類似した商品を提供⇒成功率30%
Dタイプ=異なる客層に異なる商品を提供⇒成功率10%
この数字から異なる客層(市場)を対象にした新規事業ほど成功率が
低い。ですから、今いるお客を大事にすることが重要になります。
そうはいっても、数字は単なる目安にすぎません。成功するために
肝心なのは市場性と商品の価値、ライバルとの差別化などなど、
いろんな要素が関わってきますから、新規事業計画をしっかりと
立てることです。リアルな事業計画を立てること。
来年は「うさぎ」の年。
うさぎは後にさがれないで、前しか歩けない動物の代名詞。
そして、長い耳で回りの声をよく聞いてから進めなど。
前進する意味合いとして、よく登場しています。
来年を今より少しでも前進するには、今のやり方を変えて
改良する事が必要条件になりますから、どのタイプで
新規事業をするかで成功率も変わります。そして「気合い」だね。
2010年12月22日
日経MJの2010年ヒット商品番付
今年の2010年にヒットしたり、話題になった商品やサービスを
相撲の番付表のように紹介している、日経MJのヒット商品番付。
東の横綱に「スマートフォン」、そして西の横綱は「羽田空港」。
大関には「エコポイント」と「3D」で、関脇は、「猛暑特需」と
「LED電球」。小結に「200円台牛丼」と「坂本龍馬」。
どれもこれも話題になりましたね。
そして、前頭筆頭には「ドラッカー」と「トップナノックス」。
そんな中で、ちょっと気になったのが、今年の技能賞に選ばれた
「ゴパン」。ご飯とパンの語呂合わせネーミングもわかりやすい。
固いお米からパンを作るのですが、値段も5万ぐらいとそれなりに
高価格ですが、人気があります。
ヒットの兆しは、お米パンやコメ粉を使った加工食品が出たり
健康志向や新鮮志向(出来たて)の時流にも即しており
大量生産大量消費でなく、「食へのこだわり層」に絞っている。
発売と同時に注文が多くきて、生産が間に合わないので、受注を
中止したぐらいですから、不況のご時世では嬉しい悲鳴でしょう。
不況だからといって低価格にすべき商品もあれば、高価格に
なっても価値が高いので、ヒット商品になる場合もあります。
価値と価格のバランスを見ていると、値段の割りには価値が高い
商品に人気があるのは、時代が変わってもかわりません。
ヒット番付を見ていて思い浮かんだのが、「不易流行」。
ただ安かろう悪かろう商品ではなく、品質と価値が重要で
ヒット番付には焼き物関連の商品が紹介されていないけど
陶磁器商品の開発ヒントはちゃんと書いてありますね。
2010年12月20日
今年読んだ、ドラッカーの本
平成22年の2010年も残すところ10日ほどになりました。
そこで、今年のマイ・ベストテンではないのですが、ずいぶんと
ためになった本を1冊紹介します。
「もし高校野球部の女子マネージャがドラッカーのマネージメントを
読んだら」と、長いタイトルのドラッカー本が話題になるぐらい
今年はドラッカーの経営書籍が話題になりました。
去年、NHK教育TVの「知る楽・仕事学のすすめ」の中でも
ドラッカーについて、ユニクロの柳井会長が話していて、それが
本になったのが、写真の「柳井正 わがドラッカー流経営論」。
NHKの番組制作者が第三者的な位置で、そしてドラッカーを参考に
した経営者が語っている形式なので、読みやすくてわかりやすい。
ユニクロを経営して上昇しているファストリテイリングの柳井会長が
経営に悩んだ時、壁にぶちあたった時に、ドラッカーを読み直しては
事業改革に取り組んでいる様子と、決断をする時のドラッカーの
言葉が書かれていて、マネージメントに関わる人には役立つ1冊。
2010年12月06日
アンドロイド
天気の良い師走の休日に、市内をサイクリングしていたら
auショップの中に、知り合いのK社長がいるのを発見。
自動車だったら、たぶん発見することはなかったでしょうが
サイクリングだと回りを見ながらゆっくりと走れますから。
そこでちょっと予定を変更して、auショップの中へ。

auからアンドロイドが発売されたのを知っていたので、中に入って
K社長と携帯の話しになった。
グーグルが開発したアンドロイド。
今注文しても手元に届くには来年になるぐらい、スマートフォンの
タイプは人気があります。
携帯電話の電話の領域を超えたのが、スマートフォン。
デザインがスマートだから、使っている人までスマートに良く見える。
とは限らないけど、ケイタイが便利になったのは確かです。
auショップの中に、知り合いのK社長がいるのを発見。
自動車だったら、たぶん発見することはなかったでしょうが
サイクリングだと回りを見ながらゆっくりと走れますから。
そこでちょっと予定を変更して、auショップの中へ。
auからアンドロイドが発売されたのを知っていたので、中に入って
K社長と携帯の話しになった。
グーグルが開発したアンドロイド。
今注文しても手元に届くには来年になるぐらい、スマートフォンの
タイプは人気があります。
携帯電話の電話の領域を超えたのが、スマートフォン。
デザインがスマートだから、使っている人までスマートに良く見える。
とは限らないけど、ケイタイが便利になったのは確かです。
2010年10月29日
伊万里の躍進企業が西日本新聞に!
昨日28日の西日本新聞に、でかでかと記事に紹介されていたのが
「鳩対策」事業に取り組んでいる、伊万里の躍進企業のひとつ、
(有)あんじんさんです。
10年ぐらい前に、代表のK社長が鳩の嫌がる植物性薬剤を
独学で開発して、その商品名は「B-ST」。
K社長に「B-STってどんな意味なんですか」と聞いたら
「バードをストップするから、BIRD-STOPで、その頭文字から
名づけたんですよ」と、答が返ってきました。
それから鳩対策ビジネスを拡大し、今では北海道から鹿児島まで国内に
代理店を40ケ所、韓国とフランスにも代理店があります。
代理店が増えていった理由は、あんじんのホームページを見た事が
キッカケで、代理店をさせてほしいと問合わせがあったから。
全国に代理店も拡大し、鳩対策工事の実績も、3200件となり、たぶん
施工実績では「日本一」でしょうね。
テレビや新聞にも紹介されて、今では躍進する企業になってます。
代表のK社長は「すぐに行動」する人で、「わからないからと云って
わかるまで調べていたんじゃ時間の無駄だから、わからなきゃ~まずは
やってみるんだ」とばかりに、すぐに行動する人です。
そして、「いくら商品が良くてもお客にPRして、営業しなきゃ商品は
売れないよ」と、とにかく行動が早い。
そして、「ネットの時代だから、ウチのようなニッチ事業でも伸びる
チャンスがあり、次は海外だ」と、今ではIT専門のスタッフがいて
時代の変化に対応しています。
企業が躍進する「現象」には、やはり理由(原因)があり、商品が良い
のに伸び悩んでいる場合、阻害要因のひとつに経営者自身の「行動力」や
「決断力」にあるような気が躍進企業の経営者と話していると感じます。
2010年10月27日
九州限定のプリッツ・マルタイラーメン味
この間、知り合いからいただいたのがプリッツの九州限定品。
九州限定品を買った場所は、豊後高田の町です。
豊後高田市は「昭和レトロ」をテーマにした町おこしに
取り組み、昭和レトロの町として中高年観光客で賑わってます。
そこで、写真の福岡生まれのマルタイラーメンとグリコのプリッツ
とのコラボで、九州限定品が生まれたのです。
パッケージも昭和レトロな町で販売するのに合ってますね。
販売する場所、テーマとの合致、購買対象の客層の3点が
うまく調和していると、お土産品として売れてるようです。
秋の陶磁器関連の催事が有田や伊万里でありますが、豊後高田の
ように、場所、テーマ、客層、価格帯など、焼き物好きのお客が
喜ぶような、もてなしや新商品を提案し続けることが大事ですね。
2010年10月08日
伸びる会社と伸びない会社
先日、中小企業経営セミナーに参加し、その後の懇親会で
セミナーの講師と話をして、
伸びる会社と伸びない会社の違いは、経営者次第ですと云われた。
業種、規模、立地、営業年数、資本金などは会社概要ですが
経営者という人物が会社を経営しているのだから、会社の業績が
伸びるのは、経営者自身が「成長」しているからであって
経営者がいい加減なのに、社員が頑張っているから業績が
伸びているなんて話はあまり聞きません。
経済状況や立地などの外的要因よりも、事業に取り組んでいる
経営者の「考え方と姿勢」次第で、業績が良くなります。
例えば、今日のセミナーに参加した人が100人いても
その半分の50人が今日の話は参考になる良いセミナーだったと
思っていても、翌日にはその半分の25人が内容を忘れるでしょう。
セミナーの話を参考にして、事業内容を改良しよう考える人は
又その半分の12~13人。そして実践する人は又その半分の6~7人。
実践した人の半分の3人ぐらいは途中であきらめ、本当に取り組んで
少しでも良くなるのは100人の中で2~3人ぐらいだそうです。
そして、成長する経営者に共通している要素はいくつかあり、それは
目標に近づく努力を日々していて、決して社員のグチやお客のグチ
業界のグチなどは口にださない。グチを言っても何にも変わらないし
目標に到達するためのアイデアを口にした方が目標に近づく、と続いた。
確かに、ジャスダックに上場した伊万里のK社長はグチが出ない。
そして、製造業の経営者には製造や技術に関する事柄には執着するが
集客のための広報やサービス、財務などは、関心が低いと続き
お客作りになるような「仕組み」が大事なのはわかっているようだが
こういった部門にはあまり投資をしないから、たとえモノが良くても
なかなか業績が伸びないものです。
最後に言われたのが、小さな会社やお店でも経営者自身が成長しようと
意欲のある会社が伸びるのです。
こんな話を昨夜、伊万里商工会議所で開催された「経営革新セミナー」
5S実践塾で思い出した。参加してる人たちは「良くなろうと意欲」が
あるから参加して、職場環境を整理整頓し、かたづけるための立派な
改善行動計画表を作っても、実践するかは「本人次第」です。
セミナーの講師と話をして、
伸びる会社と伸びない会社の違いは、経営者次第ですと云われた。
業種、規模、立地、営業年数、資本金などは会社概要ですが
経営者という人物が会社を経営しているのだから、会社の業績が
伸びるのは、経営者自身が「成長」しているからであって
経営者がいい加減なのに、社員が頑張っているから業績が
伸びているなんて話はあまり聞きません。
経済状況や立地などの外的要因よりも、事業に取り組んでいる
経営者の「考え方と姿勢」次第で、業績が良くなります。
例えば、今日のセミナーに参加した人が100人いても
その半分の50人が今日の話は参考になる良いセミナーだったと
思っていても、翌日にはその半分の25人が内容を忘れるでしょう。
セミナーの話を参考にして、事業内容を改良しよう考える人は
又その半分の12~13人。そして実践する人は又その半分の6~7人。
実践した人の半分の3人ぐらいは途中であきらめ、本当に取り組んで
少しでも良くなるのは100人の中で2~3人ぐらいだそうです。
そして、成長する経営者に共通している要素はいくつかあり、それは
目標に近づく努力を日々していて、決して社員のグチやお客のグチ
業界のグチなどは口にださない。グチを言っても何にも変わらないし
目標に到達するためのアイデアを口にした方が目標に近づく、と続いた。
確かに、ジャスダックに上場した伊万里のK社長はグチが出ない。
そして、製造業の経営者には製造や技術に関する事柄には執着するが
集客のための広報やサービス、財務などは、関心が低いと続き
お客作りになるような「仕組み」が大事なのはわかっているようだが
こういった部門にはあまり投資をしないから、たとえモノが良くても
なかなか業績が伸びないものです。
最後に言われたのが、小さな会社やお店でも経営者自身が成長しようと
意欲のある会社が伸びるのです。
こんな話を昨夜、伊万里商工会議所で開催された「経営革新セミナー」
5S実践塾で思い出した。参加してる人たちは「良くなろうと意欲」が
あるから参加して、職場環境を整理整頓し、かたづけるための立派な
改善行動計画表を作っても、実践するかは「本人次第」です。