2011年12月29日
今年のブログ納め
今年の十大ニュースを改めて見るまでもなく、想定外の大変な
出来事が起きた1年でした、と書くのは簡単でもまだまだ何も
終わっていないし、片付いてもいない。
それでも、大きな変化が起きたのですから、僕も大きな変化に
対して、これから生きていく知恵や方策を考えないと。
できることをしっかりとやることだと改めて思い、ブログも
来年からは、デザイン一辺倒な話にしようと思ってます。
ただし「ブログふくおかよかよか」の記事は今夜で一旦終了。
これからも「さがファンブログ」で記事を書きますので
よかったら、「さがファンブログ」のほうを見てください。
と、来年の予定のような話で、今年のブログ納めに。
つたない話につきあっていただき、ありがとうございました。
来年は1月5日から「デザイン散歩+」のブログ初めの予定。
それではみなさん、良いお年を!チャオ!
出来事が起きた1年でした、と書くのは簡単でもまだまだ何も
終わっていないし、片付いてもいない。
それでも、大きな変化が起きたのですから、僕も大きな変化に
対して、これから生きていく知恵や方策を考えないと。
できることをしっかりとやることだと改めて思い、ブログも
来年からは、デザイン一辺倒な話にしようと思ってます。
ただし「ブログふくおかよかよか」の記事は今夜で一旦終了。
これからも「さがファンブログ」で記事を書きますので
よかったら、「さがファンブログ」のほうを見てください。
と、来年の予定のような話で、今年のブログ納めに。
つたない話につきあっていただき、ありがとうございました。
来年は1月5日から「デザイン散歩+」のブログ初めの予定。
それではみなさん、良いお年を!チャオ!
2011年12月28日
「高峰秀子の流儀」の本を読んで
好きな作家にはルポライターの沢木耕太郎さんがいて、
彼の書いた「深夜特急」は僕がはじめてヨーロッパに行った
とき、パキスタン航空に乗ってカラチやドバイに立ち寄った
こともあり、リュックをかついで3ヶ月間も歩き回ったり、
夜行列車に乗ったりしたこともあるので、本に共感を覚え
それ以来少し先輩の彼の書いた本は読んでいる。
最近読んでた沢木耕太郎さんの「ポーカー・フェース」の
なかには、女優の高峰秀子さんのことが書かれていて、
有名な女優だったのを知っている程度で、彼女の映画を実体験で
一度も見たことがないし、世代も離れているし、たぶん
お金持ちのお嬢さん女優だろうぐらいしか思ってなかった。
でも、沢木耕太郎さんが書いているほどの人物なのだからと
少し気にしていたら、先日伊万里市民図書館の書棚に
この本が写真のように置いてあり、目と目が合ったように
迷わず手を伸ばして、本の目次を見てすぐに借りた。
読み始めたら、彼女の生き様や人生処世観はすごいし、
素晴らしいものだと改めて驚いてしまった。
高峰秀子さんがこんなにカッコイイ女性とは知らなかった。
いい加減で適当な自分の思い込みには恥じるばかりで、
これだから知らない世界や人物を知る本読みはオモシロイ。
若い女性といわず中年の女性にも読んで欲しい一冊だ。
カバー写真はどうも80~84歳(?)の頃らしい。
2011年12月27日
JR博多シティで坦々麺
今日はそれほど寒くはないのですが、この季節になると
坦々麺(タンタン麺)が気になる。
あまり辛いモノを好むほうではないけれど、
冷えたカラダが温まるのを要求するんでしょうね。
JR博多シティに出店した「広東炒麺」は東京原宿に本店がある
南国酒家が経営しているけど、南国酒家の名ではないから、
本店の坦々麺とは表情が違ってたけど、あとから汗は出てきた。
2011年12月26日
想像力と創造力
工業デザインの先駆者のひとり柳宗理さんが25日になくなった。
96歳でした。お会いしたことは一度もなかったのですが、
デザインに関する本で柳さんの人物像や、デザインした商品などを
知っている程度。
その程度なんだけど、柳宗理さんのデザインアプローチの影響を
少しばかり受けている。使う立場、使う人の視点が大事なこと。
モノ作りをしていると、どうしても「作る立場」を優先しがち
ですが、モノはあくまでも使う人たちの幸せにつながるように。
デザインに関係なく、どんな仕事でも「想像力」と「創造力」は
大事です。
想像力は「イメージすること」、創造力はそのイメージを
現実的に「作り上げていくこと」。このどちらにも欠かせないのが
情熱だ。たいしたことのないアイデアも、熱に取り付かれたように
今より少しでも「良くしたい」という思いがあれば、想像力や
創造力が湧き出ると改めて思ったクリスマスの夜でした。
96歳でした。お会いしたことは一度もなかったのですが、
デザインに関する本で柳さんの人物像や、デザインした商品などを
知っている程度。
その程度なんだけど、柳宗理さんのデザインアプローチの影響を
少しばかり受けている。使う立場、使う人の視点が大事なこと。
モノ作りをしていると、どうしても「作る立場」を優先しがち
ですが、モノはあくまでも使う人たちの幸せにつながるように。
デザインに関係なく、どんな仕事でも「想像力」と「創造力」は
大事です。
想像力は「イメージすること」、創造力はそのイメージを
現実的に「作り上げていくこと」。このどちらにも欠かせないのが
情熱だ。たいしたことのないアイデアも、熱に取り付かれたように
今より少しでも「良くしたい」という思いがあれば、想像力や
創造力が湧き出ると改めて思ったクリスマスの夜でした。
2011年12月25日
伊万里牛うどんのランチ
雪がちらつく武雄市山内町運動公園でテニスの打ち納め。
すっかり冷えた体を温めるランチは熱いうどんにしようと
冷蔵庫のなかを見たら、残りものの伊万里牛を見つけた。
うどんを温めている鍋の蒸気で伊万里牛を蒸している間に、
小ねぎを切り、そして牛肉を軽く炒めて、出来上がるまでに
15分もかかっていない簡単なランチでした。
2011年12月22日
湯布院の醤油プリン
今までにお菓子のパッケージにお菓子の名前が書いていないのを
見た記憶がたぶんないと思う。(ここ最近、記憶に自信がないね)
醤油プリンが入ったガラス瓶のシールには、お菓子の名前でなく
「湯布院醤油屋本店」と書いてあるだけ。
こだわりの醤油プリンなんだろうが、見たとおりに飾りっ気なんぞ、
さらさらない潔いプリンの瓶です。
あえて飾らないことで、モノ作りの姿勢を静かに主張してます。
「飾らない」姿勢、ムダをそぎ落とすのもデザインです。
2011年12月21日
来年の干支・能古見人形の辰(龍)
手作りの能古見人形を見ていると懐かしい気持ちになり、
大げさに言うと、日本の田舎の原風景に似ているような。
それに、辰(龍)の顔にしては、微笑んでいるようで
ずいぶんと愛敬があるのは、きっと子供の龍だね。
目が飛び出て、口を大きくあけ、いまにも襲ってくるような
迫力ある龍でなく、こじんまりしたかわいい龍だから、人形を
見ていると、頬の筋肉がゆるんでなごんでくる。
あ~、だから田舎の風景にどこか似ているのかな。
2011年12月20日
ハンドミキサーとスイーツ
スイーツ作りには欠かせない道具のハンドミキサー。
使い始めてからずいぶん経っている(25年ぐらい)のは
見たとおりの外観のデザインが物語っています。
アイロンのような外観の基本的なスタイルと羽を回す機能は
最新タイプも変わらないせいか、どれも似たデザインで
新しいタイプは角がなく全体に丸みがあるぐらい。
スイーツコンテストの締切りがもうすぐなので、思いついた
アイデアがでたら、まずは試しに作ってみようと、今日は
ハンドミキサーを使ってスイーツの試作中。
大したことがないありふれたアイデアであっても、体を
動かしていると、脳の方にも刺激がいくようですから。
ろくな知恵がでないなら、汗をだすしかないので、まずは
体を使って試しに作らないと何もはじまらんと。
2011年12月12日
キティちゃんとかわいい特集
「シンプルイズベスト」と、ふだんから言ってるわりには
かわいいのにちょっと弱いと。
芸術新潮のかわいい特集は、かわいいキティちゃんが表紙に。
ビーズでできているかと思ったら、クリスタルのスワロフスキー製。
かなりゴージャスなキティちゃんだから、ちゃん呼びでなく
姿勢を正して、キティちゃん様と様呼びしないとね。
スワロフスキー製になると、ただのぬいぐるみでなくゴージャスな
宝飾品になってしまうけど、カワイイ魅力は変わらない。
「かわいい」は世界語で「Kawaii」になってるようだし、あのお堅い
NHKでも土曜の夜は「東京カワイイTV」という番組があるぐらい。
最近のNHKの番組作り(ドラマもいいし)は勉強になるね。
この間、長女が上海から伊万里に来て、一緒にTVを見ながら
「AKB48って、アメリカでも通用するのかなぁ」と聞いたら
「アメリカじゃ、まず歌唱力がないとね」と言った後に
「でも、かわいいからいいんじゃないの」とキッパリ。
2011年12月09日
夕飯は漬け物3点のみ
精進料理を用意しようという気は無かったのですが
先週の夕飯には漬物3点のみですませたときがあり、
切って器に入れるだけなので、食卓に並べる時間は
3分とかからない夕飯でした。
種類が3点で一人分では弱気な夕飯になりそうなので
それぞれのボリュームを器いっぱいに入れてみると
量があるだけで、少しは強気に満ち足りる気になるね。
白、赤、緑と配置したら、取り皿は砥部焼染付の青で。
といっても、だいたい取り皿はコレの出番が多い。
多くなるには理由がちゃんとあり、まずは「サイズ・大きさ」。
このぐらいだと、お皿にいろいろ置くことができる。
そして、お皿に程よい厚みがあるのも使いやすい。
2011年12月08日
デザインするときの「ものさし」
「よろこんでもらう」を
確かめるモノサシです。
☆じぶんと仲間
☆取引先と関係者
☆お客さまとその周辺
☆社会と歴史
それぞれの☆の横にある人たちが、
「よろこんでくれる」と思えたら、
☆を★に塗りつぶします。
★★★★ の仕事は、がんばってやるべきです。
★★★☆ の場合は、まだ検討したいところです。
☆☆★★ だと、長続きしないと思われます。
☆★★★ これは、うまくいきません。
と、いうふうに使います。
(グッドデザイン審査委員長深澤氏のコメントより引用)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして、僕がデザインするときのモノサシとして、
☆新規性ー新しい価値
☆機能性ー機能的に優れている
☆使用性ー使いやすい
☆品質性ー高品質である
☆美観性ー外観が美しい
☆公共性ーより多くに有用
☆時代性ー今の時代の価値観に適応
☆独自性ー他の類似品との差異が明らか
☆有用性ー役立つ
☆適材性ーその素材の適正
☆UD性ー誰でも使える
☆安全性ー安全である
☆互換性ーパーツ交換が容易
など、いくつかある項目で、☆から★になれるのが
どれだけあるだろうかと、ものさしを当ててみる。
いくつかの☆の中が真っ黒ではなく、まだ半分ぐらいしか
黒くない場合もありますが。
当事者は開発にのめりこんでると、客観的な目をもてと言っても
なかなか、冷静に客観的にはなりにくいけど、これから
取り組もうとする、あるいは今現在、仕掛けている事業計画や
商品開発は、いったい★の数がどうなっているかと、客観的に
見つめる(観察)ことも、熱中して没頭するのと同じぐらい
大事なデザインワークのひとつです。
2011年12月05日
土曜はEテレの「デザインあ」
NHKのEテレの番組、「デザインあ」
毎週土曜の朝7:00~7:15と夜6:20~25の5分晩
Eテレでやっている、「デザインあ」は面白い。
見れない人は、ここのHPを見るだけでも面白いと思う。
(以下、番組の紹介記事より抜粋)
デザインには、工業デザイン、グラフィックデザイン、服飾デザイン、
キャラクターデザイン、建築デザイン、照明デザインなど
様々な分野があります。
それらすべてのデザインは、
物事の本質をしっかりと見出し、そこに工夫を加えることで、
さらなる使いやすさ、美しさ、心地良さを
実現することを目的としています。
つまり、デザインとは、
人とモノ、人と人との関係を「より良くつなげる」ための
観察・思索・知恵・行動のプロセスです。
新番組「デザインあ」には、
グラフィックデザイナー・佐藤卓氏、
ミュージシャン・コーネリアス、
インターフェースデザイナー・中村勇吾氏など、
日本を代表する
トップ・デザイナーとミュージシャンが集結。
私たちの身の回りに当たり前に存在しているモノを
こうした「デザイン」の視点から徹底的に見つめ直し、
斬新な映像手法と音楽で表現。
子どもたち、そして大人たちにも
「デザインの面白さ」をお伝えしつつ、
「デザイン的な視点と感性」を育む
一歩をめざします。
2011年12月02日
今年のグッドデザイン賞
今年の十大ニュースには早いけど、私的な重大ニュースには
デザインを手伝った食器がグッドデザイン賞を受賞した事があり
昨日、伊万里市役所の記者クラブでの記者発表に
同席させてもらった。
作品名:青白磁「一段」
その透明感と形の美しさもさることながら、実際に手にすると
「段」が指にすいゆくような感触があり、使いやすい。
伝統のものの良さを現代の食卓に使いつづけることを奨励する
すぐれた製品群だと思う。(審査員の講評)
食器のデザインへの思いを、しっかりと理解していただいた
審査員の評価コメントはありがたく、嬉しく、励みになるし
還暦を過ぎたオッサンですが、ほめられると素直に嬉しいね。
デザインの作業はイメージしたのをスケッチや図面に描くだけ。
ですから、新しいデザインを考え、生み出す作業は簡単です。
それに比べ、実際に「作る」ほうの仕事が大変な作業ですから
食器作りにチャレンジした窯元の虎仙窯さんの努力と技術の評価が
グッドデザイン賞だと思っています。
デザイナーは裏方でデザインした商品が表に出ると嬉しいね。
2011年11月29日
自由ヶ丘の黒船本店
東京の自由ヶ丘にある菓子処「黒船本店」。
お店ができてからは、5~6年ぐらいだと思う。
それまでは自由ヶ丘で聞いたことがないお店でしたから。
名前の黒船なんての見ると、江戸時代に開港をせまった黒船も
あれば、長崎の南蛮菓子カステラのしおりによく書かれている
「黒船伝来の・・・」の黒船もあり、ここはカステラ菓子ですから
黒船伝来から付いたようですが、開港をせまった黒船のように
新しい菓子世界を開拓するような意欲を感じます。
もともとは長崎堂というカステラを作っている会社の新しいお菓子
ブランドとして、黒船が誕生していますから、ブランドに育てる
意識が根底にあり、店舗設計からパッケージやロゴなどのデザインに
モノ作りからブランド作りへのこだわりが見られる。
人気のドラ焼きは、ちょっとモッチリしているのが黒船の特長で
「ちょっと」へのこだわりが、他社との大きな違いになっている。
2011年11月28日
クリスマスにはツリーが必須アイテム
昨日は暖かな日曜日、映画の「エクレール・お菓子放浪記」を
伊万里市民センターで見てきました。いい映画で泣けました。
天気が暖かいといっても、早いもので今週の木曜から暦は12月。
もうすでにクリスマス商戦がはじまって、デパートやお店では
クリスマスらしい雰囲気を演出しています。
そんな演出になくてはならない必須アイテムのクリスマスツリー。
今日のブログでは、同じ赤いツリーが周りの背景の色で、違う色の
ように見えてしまう例を紹介します。
ツリーの本当の赤い色は、上の黒い背景に置いてある色。
同じ色でも、周りの背景の色で、変わってみえるもの。
デザインの形や大きさなどと同様、色彩の配色が重要なんですね。
伊万里市民センターで見てきました。いい映画で泣けました。
天気が暖かいといっても、早いもので今週の木曜から暦は12月。
もうすでにクリスマス商戦がはじまって、デパートやお店では
クリスマスらしい雰囲気を演出しています。
そんな演出になくてはならない必須アイテムのクリスマスツリー。
今日のブログでは、同じ赤いツリーが周りの背景の色で、違う色の
ように見えてしまう例を紹介します。
ツリーの本当の赤い色は、上の黒い背景に置いてある色。
同じ色でも、周りの背景の色で、変わってみえるもの。
デザインの形や大きさなどと同様、色彩の配色が重要なんですね。