2011年12月02日
今年のグッドデザイン賞
今年の十大ニュースには早いけど、私的な重大ニュースには
デザインを手伝った食器がグッドデザイン賞を受賞した事があり
昨日、伊万里市役所の記者クラブでの記者発表に
同席させてもらった。
作品名:青白磁「一段」
その透明感と形の美しさもさることながら、実際に手にすると
「段」が指にすいゆくような感触があり、使いやすい。
伝統のものの良さを現代の食卓に使いつづけることを奨励する
すぐれた製品群だと思う。(審査員の講評)
食器のデザインへの思いを、しっかりと理解していただいた
審査員の評価コメントはありがたく、嬉しく、励みになるし
還暦を過ぎたオッサンですが、ほめられると素直に嬉しいね。
デザインの作業はイメージしたのをスケッチや図面に描くだけ。
ですから、新しいデザインを考え、生み出す作業は簡単です。
それに比べ、実際に「作る」ほうの仕事が大変な作業ですから
食器作りにチャレンジした窯元の虎仙窯さんの努力と技術の評価が
グッドデザイン賞だと思っています。
デザイナーは裏方でデザインした商品が表に出ると嬉しいね。
Posted by デザイン散歩 at 19:49│Comments(0)
│グッドデザイン