2011年08月30日
グッドデザイン賞の現物審査
この間の8月25日と26日、東京ビッグサイトでは
グッドデザイン賞の現物審査があり、東京にいる友人に
手伝ってもらい、新作の食器を展示しました。
審査員はデザインのスペシャリストばかりですから、審査台に
ただ現物をポンと置いて、はい終わりとはいきません。
審査員は言い換えるとお客さま。その場で初めて多くの現物を
見ることになりますから、印象良く見せて「これはいいね」と
思ってくれるように、現物の「良さ=特長」を、どうやって
見せるか、印象づけるかといった、見せ方の工夫ひとつにも
デザイン力が試されます。しかもコストをかけないで
限られた条件のスペースですから。
こうした審査での「見せ方の工夫」をすることで、その商品を
お店で実際に展示販売する時に、見せ方の工夫が活きてくる。
モノがあふれている時代ですから、お店の展示台にポンと
商品を置いて値段を見せるだけで、その商品の良さ=価値が
初めて見るお客に伝わるでしょうか。
なかなか売れんねと愚痴を言うヒマがあるなら、「見せ方」や
「伝え方」の知恵をだし、もっと工夫せんば。
Posted by デザイン散歩 at 19:51│Comments(0)
│グッドデザイン