2010年01月28日
木のオモチャ

ずいぶん前ですが、木製おもちゃのデザインを浅草の玩具メーカーから
依頼された事があり、チームのメンバーでデザインスケッチをする前に
「おもちゃって、そもそも一体何?」って話から始まり、関連する図書や
雑誌などを集めて、そして知ったのが、おもちゃの「語源」です。
小さな子供や赤ちゃんの手に持てるように、「は~い、これを持ちなさい」と
言うかけ言葉の「お持ちなさい」から「お持ちや」、そして「おもちゃ」となった。
ですから、小さな子供の遊び道具の、「手に持つ」モノをさしている。
最近の子供たちの手にはどんな「おもちゃ」があるのか、よく知りませんが
木製おもちゃは、手の肌触り、ぬくもり、やわらかな音、安全性など
小さな子供にとって一番適した素材なのは変わらない。
写真の飛行機オモチャはフィンランドに出かけた時に、ヘルシンキの
デザインショップで見つけて、素直な飛行機らしさが気に入っている。
このおもちゃの飛行機は家に来てから30年で、とっくに子供の手から
離れてしまい、今では私の机の上に置いてある。
Posted by デザイン散歩 at 14:51│Comments(2)
│楽しいデザイン
この記事へのコメント
はじめまして。こんにちは。
これが30年前のおもちゃとは思えません。
はるばるヘルシンキから来たんですね。
写真から木のぬくもりと普遍的なものを感じました^^
これが30年前のおもちゃとは思えません。
はるばるヘルシンキから来たんですね。
写真から木のぬくもりと普遍的なものを感じました^^
Posted by つこ
at 2010年01月28日 15:43

つこさん、こんにちは。
コメントをありがとうございます。
木のおもちゃに限らず、木の素材で作られているモノには
木肌ならではの「ぬくもり」を感じますね。
コメントをありがとうございます。
木のおもちゃに限らず、木の素材で作られているモノには
木肌ならではの「ぬくもり」を感じますね。
Posted by デザイン散歩 at 2010年01月31日 07:54