2010年10月20日

とろろ汁と3000万円



毎年恒例のデザイナー仲間の集まりが今年は静岡・焼津でした。
お昼は浮世絵の東海道五十三次の中にも紹介されている
丸子宿のとろろ汁で有名な丁子屋
木版画に描かれたまんまの茅葺き建物で、今も当時のまま
営業しており、400年前にタイムスリップしたような
たたずまいで、店主の石川さんは14代目になります。



とろろ汁の「鞠子定食」を食べている時、幹事のFさんが
「なんでも鑑定団を見てたら、ここの先代が掛け軸を集めていて
1本の掛け軸が、なんと3千万円の鑑定だったんだよ」と話して
みんなが掛け軸が3千万とはすごいね~と、驚いて聞いてたら
調度そこに14代目の店主が挨拶に登場してきたので
「掛け軸が3千万円の鑑定とはすごいですね~」と声をかけたら
「なんでも鑑定団に出したのは、東海道五十三次の浮世絵で
53点の鑑定なんです。原画の一部を展示してますから
食事の後にでもご覧ください」と返事がきた。

さあ~、驚いたのは幹事のFさん。
「え~、掛け軸じゃ~なかったの?」
「テレビで見たけど、14代の髪はもっと長かったでしょ?」
「いえ、今と同じ短い髪でした」と、ここでまた勘違い。
せっかく自慢げに話した後に、全くの大きな勘違いに
その場はみんなで大爆笑!大笑いすると気持ちいいね~!
その日はFさんの65歳の誕生日でもあり、とんだ勘違いの
誕生日で、とろろ汁の丁子屋は良い思い出になったでしょう。
先輩のFさんは尊敬するデザイナーで、おしゃれでかっこいいけど
これからは「話し半分」で聞かんばいけんね。

とろろ汁の丁子屋さんのHPは英語、中国語、韓国語とあり
なかなかの出来映えで見てるととろろ汁が食べたくなり
400年も営業している理由が、きっとわかるでしょう。



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Posted by デザイン散歩 at 19:07│Comments(0)日記
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