2010年12月13日
波佐見焼の新しい食器・HASAMI

長崎県の観光案内パンフレットに紹介されていた焼き物が、
波佐見焼のHASAMI。
波佐見焼の後継者の人たちで作って、新しい波佐見焼だから
HASAMI と英語表記になり、自分たちの納得する
食器作りに重点を置いてと書いてあります。
カップのデザインを見ると、収納時のスタッキング(積み重ね)を
重要にしているようです。スタッキング自体はよくある機能ですが
デザインで気になるのが、カップの重さ。見た目では厚みがあるから
ちょっと重たそうな印象を受けるので、スタッキングを考えるなら
積み重ねても重くならないような「見た目の重さのデザイン」を
優先するとスタッキングの効果があるように思います。
しかし若くて元気な人が使う場合は「重さ」よりは、しっかりした
使いこなせる形状のデザインを優先したのでしょう。
いろんなデザインがあると使う人の選択幅が広がりますから
どんどん新しい食器を作りだしてほしいものです。
釉薬の色もカラフルにした新しい波佐見焼の食器で、こうやって
いろんな食器が出てくると、波佐見焼が元気な印象を受けますね。
Posted by デザイン散歩 at 15:09│Comments(0)
│楽しいデザイン