2011年10月14日
金沢21世紀美術館はいいね!
誰かに「金沢21世紀美術館ってどんなとこ?」って聞かれたら
「おもしろいから、行ってみるといいよ」と答えるしかない。
おもしろい仕掛けがいくつもあり、説明するのにどこから
話していいのかちょっと考えてしまうぐらい面白い。
21世紀美術館ができて7年、入場者は1000万になる。
1000万を7で割り算すると、年間に約150万人。
地方都市の美術館でこんなにたくさんの人が入っているには
ちゃんとした理由があると思い、この連休に出かけてきた。
10月は「工芸文化の町・金沢」らしくいくつもイベントが
あるから観光客も多い。私もそのひとりだけど。
21世紀美術館の建物の周辺を「公園化」し、野外にも著名な
モニュメントを置いて、アートとの距離を近くしている。
写真の作品もそのひとつで、購入価格は9999万円。
この中に入って歩るくと、これが不思議な視覚体験ゾーン。
おもしろくて楽しいんだから、人は行きたくなるね。
2011年10月13日
鍋島スイーツは先着順!
来月の11月1日(火)から大川内山で始まる鍋島藩窯秋まつり。
今回の特別企画は「鍋島スイーツ」。
伊万里鍋島焼の「おもてなしプレート」と、伊万里の
お菓子が入っているボックスが、「鍋島スイーツ」。
今までの陶板弁当は予約注文してから、抽選があるので
予約したからといって、当たるとは限らない。
今度の鍋島スイーツは「限定100個」「先着順」なので
並べば当たることになるから、並ぶしかないね。
詳しいことは、伊万里鍋島焼協同組合まで。
2011年10月11日
伊万里鍋島焼の藩窯秋まつり
さわやかな秋風がここちよい処は、伊万里の大川内山。
仕事で何回も行くけれど、気持ちがいい所だ。ここは。
だから、仕事でなくても行ってしまう。
来月の11月1日(火)から6日(日)までは、恒例の
鍋島藩窯秋まつりが開催される。
毎年恒例となると、だんだんお客のほうが飽きてしまうので
飽きられないようにと、楽しい企画を用意してますね。
今回も焼き物産地の大川内山ならではの、特別企画があり
ポスターの右隅にちらっと見えてる「鍋島スイーツ」がそれ。
藩窯秋まつりのことなら→伊万里鍋島焼協同組合まで
2011年10月06日
伊万里スイーツのポスター
10月1日発行の観光雑誌じゃらん九州に、伊万里スイーツの
新作発表会の広報がでました。
初めてのイベントを、より多くの人たちに知ってもらうには
広報活動でこれだけすれば、ハイおしまいなんてのはないから
人に会うたび「伊万里スイーツの新作を、11月5日と6日に
伊万里まちなか一番館で発表するので来てよ」と話している。
広報に必要なのが、伊万里スイーツのポスターやチラシ。
印刷会社のデザイナーAさんと、レイアウトや書体、カラーや
細かな配置変更やサイズ変えなど、何回も打ち合せを重ねて
楽しそうなポスターができてきた。
今度のプロジェクトのキーワードは「スイーツ」。
スイーツって言葉を聞いたら、たいていの人は嬉しく楽しくて
笑顔が生まれると思うので、ポスターのデザインコンセプトは
「楽しい」。これってあまりにも普通すぎるコンセプトですが
スイーツやお皿が散りばめられて、見るからに楽しそう。
校正もすんだので、印刷の出来上がりは12日(水)の予定。
印刷会社のデザイナーAさん、ありがとうございました。
2011年10月05日
グッドデザイン賞を受賞した器
10月3日に今年のグッドデザイン入賞が公開されました。
デザインを手伝った青白磁の食器シリーズが入賞した。
今までなかったのが不思議に思えるようなものが
優れたものだと思います。
その潜在的にみんなが思っていた「解」が具現化された
ときに、グッドデザインは生まれます。
なんて話しているのは、今年のグッドデザイン賞の
審査委員長をしているデザイナー深澤直人さん。
丸い加湿器やインフォバーのデザインをしてます。

グッドってのは、文字どおり「良い」わけですから
今現在、世の中にある物よりも、どこかが良いということ。
暮らしに役立つものを生み出す「行為「がデザインだから
見たときに「あ~、きれい!」とか、「これってイイネ」と
そこに笑顔が生まれるだけでグッドでしょ。
「GOOD・良い」という意味を、自分なりに解釈して
言い換えれば、「快適さ」という意味もあるように思う。
快適とか適正などのように、暮らしを快適にしてくれる
役割をちゃんとはたしてること。
それがグッドデザイン。しかも適正な価格で。
グッドデザイン賞を受賞したのは、伊万里鍋島焼窯元の
虎仙窯さんの青白磁の器。おめでとうございます。
佐賀県内でグッドデザイン賞に入賞したのはこれ1件。
*今年のグッドデザイン賞は→こちらから
デザインを手伝った青白磁の食器シリーズが入賞した。
今までなかったのが不思議に思えるようなものが
優れたものだと思います。
その潜在的にみんなが思っていた「解」が具現化された
ときに、グッドデザインは生まれます。
なんて話しているのは、今年のグッドデザイン賞の
審査委員長をしているデザイナー深澤直人さん。
丸い加湿器やインフォバーのデザインをしてます。

グッドってのは、文字どおり「良い」わけですから
今現在、世の中にある物よりも、どこかが良いということ。
暮らしに役立つものを生み出す「行為「がデザインだから
見たときに「あ~、きれい!」とか、「これってイイネ」と
そこに笑顔が生まれるだけでグッドでしょ。
「GOOD・良い」という意味を、自分なりに解釈して
言い換えれば、「快適さ」という意味もあるように思う。
快適とか適正などのように、暮らしを快適にしてくれる
役割をちゃんとはたしてること。
それがグッドデザイン。しかも適正な価格で。
グッドデザイン賞を受賞したのは、伊万里鍋島焼窯元の
虎仙窯さんの青白磁の器。おめでとうございます。
佐賀県内でグッドデザイン賞に入賞したのはこれ1件。
*今年のグッドデザイン賞は→こちらから
2011年10月04日
おいしいプリンは卵の中に
しっかりと立っている、たまごの中には生卵ではなくて
プリンが入っています。
プリンの容器はプラスチックがふつうだけど、プリンを
作っている「たまご家」さんは、もともと養鶏場を経営して
いるから、卵の扱いはお手の物で、殻を使えるのでしょう。
中が空っぽの薄いたまごの殻を使おうとすると、割れない
工夫と、それ専用の通い箱がたぶんいるから、素人では
なかなか扱おうと思っても、そう簡単じゃないと思う。
資源を大事にとか、声に言うのは容易でも、リサイクルや
エコロジーは、けっこうなコストが掛かるものなので
たまごの殻を使っているプリンには、たまご家さんの
こだわりというか意気込みがカタチになってるね。
2011年10月01日
伊万里スイーツ@じゃらん
今日は10月1日なので、今日から10月。
え~もうなんだと早く感じるのは年のせいだし、それと
伊万里スイーツプロジェクトに関わっている事も
時間が早いなと感じる理由になると勝手に思っている。
このプロジェクトのアイデアを考えたのが1月下旬。
地域資源を活用するプロジェクトといっても、地方の地域
資源が毎年のように、次から次へ出てくるわけでもない
から、限られた地域資源に、どうスポットを当てようかと
申請書の項目を見ては、書きながら考えるという
「走りながら企画」を書き上げて、2月末に応募したら
ありがたい事に採択の通知が来たのが4月末でした。
それから、お菓子屋さんや窯元さんたちに伊万里スイーツ
プロジェクトの説明をして、参加する事業所が手を上げて
お菓子の試食会や会議を重ねて進んだ。
そして今日、10月1日発行の観光誌「じゃらん」の
11月号に伊万里スイーツプロジェクトが広報された。
スイーツの新作と伊万里焼の菓子皿の新作が発表される
11月までは今月の1ヶ月となり、競馬でたとえると
いよいよ第4コーナーをすぎた頃で、この1ヶ月が
ラストスパートになるから、風邪なんぞひけんね。
2011年09月28日
鍋島スイーツと鍋島藩窯秋まつり

(画像は伊万里鍋島焼組合のブログから)
この秋、スイーツに関係する催事が伊万里で行われます。
11月1日(火)から始まる大川内山の藩窯秋まつりには
「鍋島スイーツ」なるものが登場、伊万里鍋島焼の
スイーツプレートと伊万里のお菓子が入った限定版ボックス。
春の窯元市や藩窯秋まつりで、人気の高い陶板弁当の
代わりに、今回は「鍋島スイーツ」になったようです。
伊万里スイーツブランド事業に、窯元さんが参加しており
秋は「スイーツ」をキーワードにしようと、窯元さんたちが
自主的に独自に企画したのです。
陶板弁当の時も、陶板だけで弁当の値段以上もするけど
お客様へのお礼の意味で、特別に提供していると聞いた。
今回のスイーツプレートもプレートだけでも値段以上の
価値があり、「鍋島スイーツ」は企画がうまいね。
先着100個の限定ですから、早起きして並ばないと!
詳しいことは→伊万里鍋島焼協同組合ブログ
2011年09月27日
伊万里スイーツの新作発表会!

この秋、11月5日(土)と6日(日)に開催する伊万里の
スイーツ新作発表会「スイーツ・ルーツ伊万里フェスタ」の
PRを、さがファンブログのトップページに設置しました!
伊万里の農産物(梅、ねぎ、黒米、かぼちゃなど)を素材に
生まれた伊万里スイーツ。スイーツのルーツは伊万里からと
実は伊万里はお菓子に縁が深い町なんですよと、スイーツの
新作を試食して、伊万里の町を知ってもらう、美味しい
スイーツイベントです。
伊万里焼の新しいお菓子皿も登場します。
「スイーツ・ルーツ伊万里フェスタ」については
旅行雑誌「じゃらん」の11月号(10月1日発行)に
掲載されますから、ぜひこちらも読んでください。
さがファンブログ西村編集長様、ありがとうございます。
詳しいことは→スイーツ・ルーツ伊万里フェスタ
2011年09月21日
ポルシェは肥りすぎ
(写真はアクシスの記事より)
前回にベンツを紹介したからというわけでもないのですが
デザイン誌・アクシスに、ポルシェの記事があった。
今年ドイツでは自動車が誕生して125年を祝うさまざまな
イベントが開催され、自動車を発明したカール・ベンツの故郷
カール・スルーエで開催されている「カー・カルチャー、
モビリティの媒体」展では、脂肪が付いて太りすぎた
ポルシェを展示している。
この展示はオートサロンのようにコンセプトカーや近未来カーの
ような展示ではなく、彫刻やアート、環境の視点で、車社会を
見つめ直すイベントになっているから、スタイルがかっこいい
ポルシェではなく、過食と運動不足でボディがぶよぶよに太った
肥満体のポルシェが置いてある。これはアート作品のひとつで
時代へのアイロニーか、ウオーニングか、やってくれます。
こんなに肥るとポルシェらしさがうすくなるね。
2011年09月20日
ベンツ大型トラックのデザイン
(写真はアクシスの記事より)
車のベンツと聞けば、高級乗用車の代名詞になってるけど
同社は世界最大のトラックメーカーだと、購読している10月号の
デザイン誌・アクシスの記事に書いてある。
メガトラック・アクトロスのキャブ全面のU字のような、V字の
ようなラジエターグリルのデザインは、一見すると、ただの
横ラインが5本ほど並んでいるにしか見えないが、一番下の
V字から上の水平線のルーバーまでは微妙な角度で
それぞれ違う表情で、全体として静かな動きを感じさせ
信頼感あふれる堂々としたデザインになってます。
フロントの静かな動きのデザインが、力強さと信頼性を
表し、マークのスリー・ポンテッドスターは大型トラックの
スケールに合わせて大きく、ベンツのベンツらしい堂々とした
デザインのDNAは、トラックにも受け継がれているね。
2011年09月15日
島根・出西窯のデザインは良い

同じ焼き物とはいえ、伊万里や有田焼の磁器ではなく
備前や美濃、九谷ほどの知名度はないようですが
陶器の出西窯はデザイン関係の書籍にはよく登場する。
日本の民藝運動を代表する柳宗悦氏らの考えに共感して
器を作っている島根県の出西窯(しゅっさいがま)は
一見の価値がありま。
ここでぼくが説明するより、上の青文字をクリックして
出西窯のホームページを見たほうが早いね。
なにか新しい食器を考えたら、あるいは、こんな器が○○○を
するにはいいと思ったら、試しに作っては作った本人が
自分で使ってみることです。
器を作る人自らが、食卓で使いんで、洗って、拭いて、
食器棚に収納するまで、器の使いやすさを自分自身で
検証してこそ、使い勝手の良さや不具合がわかるもの。
売れない原因を探すよりも、食器を作る人は、作れるという
特権を充分に楽しんでこそ、良い食器が生まれると思う。
2011年09月15日
やさしいパン@佐世保・草加家
この間のブログで紹介した、佐世保の草加家さんは
お菓子だけでなく、パンもこだわって作っている。
おいしそうなパンの写真に、おいしいなんて文字はなく
「コックスさんのやさしいぱん」と書いている。
ロゴデザインもコンセプトに合ってバランスがよい。
そうか、体にとってはおいしいじゃなく、体にやさしい
ほうが体にはいい事なんだと、改めて気付かされた。
はがきサイズぐらいのパンフレットには、やさしい
パンの作り方と、いくつかのやさしいパンが紹介してあり
「やさしいぱんの良さ」をきちんと伝えている。
商品を作ることと、その良さを理解してもらうための
価値を伝えるツール(パンフレットなど)も大事な商品。
良質な商品には、パンフレットも良質にできている。
やさしいぱんの表紙には、お店は漢字の草加家でなく
「そうかや」とひらがなでやさしくなっている。
2011年09月14日
酔っ払い古伊万里人形@伊万里

伊万里は江戸時代、伊万里川から有田焼などを
積み出した歴史がある町。
なので、商店街の通りや伊万里川の橋には、古伊万里の
大きな壷や人形などの焼き物が置いてある。
酒樽にまたがり、ジョッキと酒ボトルを両手に持った
写真の酔っ払い人形は伊万里川の相生橋にあり
酔っ払いには夜の時間と背景がよく似合うし、たまには
こんなふうに酔っ払いたいものだ。
2011年09月13日
栗と芋の薄皮まんじゅう@佐世保・草加屋
佐世保のお菓子屋・草加家さんは、お店の名前のように
草加せんべいを作っていて、せんべい以外にも、かんころ餅や
芋ようかんから、パンまで作っているお菓子屋さんです。
並べてあるお菓子を見ても、みんな健康的な顔をしている。
芋好きなものですから、芋のお菓子にはどんなのがあるかと
お菓子を見ていて、「栗と芋の薄皮まんじゅう」が目にとまった。
パッケージの箱はいたって普通なんですが、巻いてある帯には
黒とオレンジの2色、特にこのオレンジ色の色味がいいね。
栗と芋のカタチをオレンジ色のイラストにして、上手くアイコンに
仕上げているし、ヘタウマのような手書き文字も、なんかいい
雰囲気。写真ではわからないけど、帯の紙質の風合いにも
こだわりがあり、健やかなデザインセンスを感じるね。