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2009年12月03日

テーブルコーディネート展の器たち③

前回の続きで、伊万里鍋島焼の器たちを紹介します。

*トンテントンのおもてなし:文三窯
青磁の蓋物のトップ、つまみの部分にも絵付けがされているので
よくある普通の蓋物とは、ちょっと違いますね。



*20回目の記念日「磁器婚式」:らんざん窯
独特な濃い緑の染付けが際立ち、バラの花びらや葉の様子など
とても繊細な「絵付けの技」に魅了されます。



*光のクリスマス:福珠窯(福田雅子)
大小の丸い皿を重ねることで、フォーマルな印象になります。



以上、今回の江戸時代の伊万里の大庄屋「前田家住宅」で開催された
伊万里鍋島焼窯元おかみによる、初めてのテーブルコーディネート展の
紹介を締め切りとします。ご覧いただきありがとうございます。



また、次回の開催が楽しみですね~。  


Posted by デザイン散歩 at 19:51Comments(0)秘窯の里・大川内山

2009年12月02日

テーブルコーディネート展の器たち②

テーブルコーディネート展の「器」たちの続きです。

*端午の節句:瀬兵窯(せひょう)
一見すると洋皿のように見えますが、大きな丸皿には色鍋島の
色彩が絵付けされている、鍋島焼の大皿です。



*祝う銀婚式:虎仙窯
鍋島青磁の「緑」と白磁の「白」との構成で清涼感にあふれています。



*ちょっとおしゃれな夏の誕生日:大秀窯
百合の花と山吹色と白磁の皿で、おだやかな空間が生まれている。



*「清流」花鳥風月:福珠窯(福田雅子)
小皿や葉で、白磁角プレートに手描きされた「花鳥風月」の文字の細さと
あえて、それを隠すことで、静かなる空間を作りだしていますね。

  


Posted by デザイン散歩 at 19:49Comments(0)秘窯の里・大川内山

2009年12月02日

テーブルコーディネート展の器たち①

鍋島焼窯元おかみのテーブルコーディネート展で、使われた「器」を
簡単ですが、1社、1点づつを3回に分けて紹介します。

*新春の祝い:寛右エ門窯
写真では、よく写っていないのですが、丸い白磁プレートの縁周りには
銀色を置き、細やかな文様が施して、上品に仕上げています。



*「TSUBAKI」の宴:川副青山窯
白磁の扇形プレートに、椿の絵付けをワンポイントした色鍋島。
こんな感じに、色鍋島の「花文様」をさりげなく絵付けすると
主役の料理がはえて使い易いですね。



*愛しき雛祭り:畑萬陶苑
桃の形をした蓋物が、立体感にあふれて、より空間を際立てて
雛祭りをあでやかに、そして上品に作りあげています。



*桜日和の花見:せいら窯
まさしく満開に咲いた桜を花見しながらの宴を、ミニ重箱の桜づくしが
それを象徴するかのように表現しています。



どうも、展示されている器は、今回のテーブルコーディネート展に合わせて
特別に作った器のようで、おかみさんたちの「やる気」が器に出てますね。  


Posted by デザイン散歩 at 13:40Comments(0)秘窯の里・大川内山

2009年12月01日

伊万里焼窯元おかみのテーブルコーディネート展④

江戸時代の大庄屋住宅で開催されていた「伊万里鍋島焼窯元おかみの
テーブルコーディネート展」が盛況のうちに、29日(日)に終了しました。
展示のレポートが遅れましたが、前回の続きを紹介します。

涼しげな青磁の器で構成しているのは、虎仙窯の作品。
「鍋島青磁」の器を使い、その涼しさをより印象づける「白色」との
コンビネーション。特に、四角いプレートには青磁と白磁の掛け分けをして
清潔感あふれるクリアな空間に仕上げています。



独特の染付の色が特長的な、らんざん窯の作品です。
個性的な濃い緑色の伝統的な染付の器を使っているのですが
白磁と白色の「ホワイト」で、さわやかエレガントな食空間ですね。



「青の世界」を作りだしているのは有田の福珠窯。福田雅子さんの作品。
テーブルにかける「布」1枚をこう使うだけで、テーブルが変身するんだと
お手本のような作品。さすがにテーブルクロスの扱い方が上手い。
白プレートに置かれた「緑の葉」から、涼しげな風が吹いているようです。



以上、窯元おかみさんたちのテーブルを、簡単に紹介しました。
その素晴らしさを写真では伝えるのはむずかしいものですから
ぜひ、窯元が集まっている、秘窯の里「大川内山」にお越しください。

*伊万里鍋島焼については→伊万里鍋島焼協同組合  


Posted by デザイン散歩 at 13:03Comments(0)秘窯の里・大川内山

2009年11月28日

鍋島焼窯元おかみのテーブルコーディネート展・その③

写真の作品は、大秀窯
大きな百合の花が印象的で、テーブルは濃い青色とさわやかな青色で
構成されており、白い百合の花と、山吹色があることで
空間に「おだやかな優しさ」があふれていますね。



桜の花が咲いているのは、せいら窯(徳永製陶所)の作品。
ミニ重箱には、桜の絵付けがあり、取り皿も桜の花びらの形状と
まるで満開の桜の下で宴をしているような贅沢な気分になりますね。



白、紅、黒の3色が印象的な作品は、寛右ヱ門窯(瀬貞製陶所)。
白い器の縁回りには「銀」を施してあり、この銀色の輝きがあることで
テーブルには、フォーマルな印象をより強調した演出がされています。
伝統的な技法を使っていながら、モダンフォーマルな世界ですね。


  


Posted by デザイン散歩 at 09:39Comments(0)秘窯の里・大川内山

2009年11月27日

鍋島焼おかみのテーブルコーディネート展その②

写真の窯元は、川副青山窯
伝統的な扇のプレートには、椿の花を絵付けした「色鍋島」です。
白チェックのテーブルクロスに赤の組み合わせで、ずいぶんと
モダンな構成になっていますね。



大胆な器と色彩の構成は、瀬兵窯
鍋島の色彩を使ってある大皿ですが、ちょっと見には伝統的な文様に
見えませんが、鍋島様式のポイントはちゃんと押さえてあります。
そしてツヤ消しゴールドの葉のような変形小鉢に、目をうばわれます。



下の写真は有田の福珠窯。今回のテーブルコーディネートを指導された
福田雅子さんの作品です。
緑色とホワイトを基調にした構成で、センターに置かれた銀のトナカイなど
オーナメントを上手に使って空間に、季節と楽しみを演出しています。

  


Posted by デザイン散歩 at 19:51Comments(0)秘窯の里・大川内山

2009年11月27日

鍋島焼窯元おかみのテーブルコーディネート展・その①



11月27日(金)の今日から始まった伊万里鍋島焼窯元おかみさんの
テーブルコーディネート展。
江戸時代の大庄屋・前田家住宅には、青い幕が飾って催しをしている
雰囲気を出し、前庭の紅葉もきれいに色づいてました。



家の座敷には伊万里鍋島焼の窯元の器によって、1月から12月の月毎の
テーブルコーディネートが、12点展示されています。
それぞれのテーブルには、テーマや料理、使っている器の説明文があり
見ている人たちにも、わかりやすいよう親切になっています。

最初の作品は、文三窯(三宅製陶所)。
鍋島青磁のシンプルな蓋物食器をメインにし、テーブルセンターには稲穂で
季節を演出してます。取り皿には色絵を施して、にぎわい感があり
青磁だけでは涼しげなので、朱色の汁器で温かさをカバーしていますね。



赤い色彩が印象的な、畑萬陶苑の作品。
箱膳での構成と、センターの生け花というか、生け木の桃が大胆!。
3月の桃の節句の祝いのような、あでやかな空間になっています。



何枚もの写真を見ても、やはり写真で、その美しさや空間を体感するのは
無理ですから、現場に行くに限ります。見ごたえありの太鼓判!
明日の28日(土)、29日(日)には、ぜひ前田家住宅に~。

*問合わせは→大坪公民館:0955-23-9898
          ねこの時間:090-7580-5456

  


Posted by デザイン散歩 at 15:59Comments(0)秘窯の里・大川内山

2009年11月26日

伊万里焼窯元おかみのテーブルコーディネート展



今年の11月、伊万里大川内山の藩窯秋まつりで、初めて開催をして
来場したお客さんから大好評だった、伊万里鍋島焼の窯元おかみさんの

テーブルコーディネート展が今週の27日(金)、28日(土)、29日(日)に
伊万里の大庄屋・前田家住宅で、本格的に展示されます。

窯元おかみさんたちもガンバッテ集中していますから、江戸時代の大庄屋
建築の「和の空間」に、伊万里鍋島焼を使った「器の空間」の構成は
きっと素晴らしいものになるに違いない。

庭の紅葉もきれいに赤くなっているから、これは期待できますね~。
今週末は、ぜひ伊万里の前田家住宅に立ち寄って見てください。

*テーブルコーディネート展の問い合わせは。
  大坪公民館=0955-23-9898
  ねこの時間=090-7580-5456

  


Posted by デザイン散歩 at 12:49Comments(0)秘窯の里・大川内山

2009年11月05日

鍋島焼秋の窯元市で畑萬陶苑のおもてなし



伊万里の大川内山で今日まで開催されている「藩窯秋まつり」は、今日が最後。

畑萬陶苑さんがお客様に出している「おもてなし」には、煎茶と一緒に出てきた

上品な絵付けのめでたいお皿は、鶴を上から見ているような構図です。

お正月やお祝い用の小皿ですが、絵柄の構成がいいですね。

秋の陶器市はお客様が多く見える時期ですから、忙しくて大変でしょうが

こういった「おもてなし」をする事でお客さまに喜ばれ、遠くから来て戴いた

お客様への感謝の気持ちをカタチにしていますね。

小振りな蓋付き湯呑みも、上品な大きさに仕上げています。
  


Posted by デザイン散歩 at 10:39Comments(0)秘窯の里・大川内山

2009年11月04日

新作食器は「納めの器」です

伊万里の大川内山で開催中の藩窯秋まつりには、今年の地域資源∞全国
展開プロジェクトで開発している「納めの器・新作展」を、伊万里・有田焼
伝統産業会館で展示中です。

これは佃煮や惣菜を入れる蓋物食器ですが、食卓で使った後には
そのまま冷蔵庫にしまえるよう、「積み重ね」ができるように工夫。
しかもあまり絵付けを施さない、シンプルなスタイルの新作食器です。

13の窯元さんたちが参加して作っていますが、その中から鍋島焼の特長を
活かしている新作を2点紹介します。
●鍋島焼の中で「色鍋島」とよばれ、青や赤や緑色を彩色している。


●淡くかかった緑色は「鍋島青磁」とよばれ、それに色鍋島で絵付け。


ブログの写真では、その良さが伝わりにくいので、是非、大川内山まで
足を延ばしてお越しください。
年に2回の窯元市ですから、掘り出し物にも出会えますよ~。
藩窯秋まつりは、残すところ今日と明日の2日間です。  


Posted by デザイン散歩 at 12:04Comments(0)秘窯の里・大川内山

2009年11月02日

伊万里鍋島焼・藩窯秋まつりです。

伊万里の大川内山で、11月1日(日)から始まった「藩窯秋まつり」の
様子を見に行ってきました。

まず最初は、伊万里有田焼伝統産業会館で展示されている
鍋島焼おかみ会の「テーブルコーディネート展」の会場へ。
ここは、10人の窯元おかみさんたちの、初めての展示です。


*「正月」をテーマにして、獅子舞のお皿や、羽子板の羽根の箸置きが
華やかな雰囲気を演出している、畑萬陶苑の作品です。


*あざやかな紫色がポイント。色彩の中でも位の高い高貴な色を使い
普段よりはちょっと改まった気分で、ワインを楽しむテーブルですね。
新作の食器を使った、川副青山窯の作品です。

それぞれの窯元の器を使ったテーブルコーディネートの演出には
訪れている女性客の「わぁ~、きれいね~」の声が聞こえてきました。
まだ他にも、きれいなテーブルコーディネートがありますから、是非
現物を見に、伊万里の大川内山までお越しください。

藩窯秋祭りの続きは、また明日に。  


Posted by デザイン散歩 at 20:39Comments(0)秘窯の里・大川内山

2009年10月14日

伊万里鍋島藩窯の秋まつり



10月も10日を過ぎると、朝夕がすっかり涼しくなり、秋ですね~。

伊万里鍋島焼の里・大川内山で、11月1日(日)~5日(木)までの
5日間に開催される、「藩窯秋まつり」の案内チラシを見かけた。

人気の「陶板もみじ弁当」や、来年の干支の焼き物や、器の新作展と
焼き物好きな方には、楽しめそうな催し物がいろいろとあります。
そして、スタンプラリーをしながらの、史跡めぐりも楽しそう。



藩窯秋まつりの詳しいことは→伊万里鍋島焼協同組合
  


Posted by デザイン散歩 at 11:56Comments(0)秘窯の里・大川内山