2009年10月28日

Gマークへの応募用紙

Gマークへの応募用紙

ズラリと並んだ書類は「グッドデザイン賞」への応募用紙です。
こういう応募用紙を普段には目にする機会は、あまり少ないのではと
思いまして、ちょっと紹介します。
グッドデザイン賞への応募には、こんな枚数の用紙に書いてから
第一次審査の書類審査を受けたのです。
書類審査をパスするために、グッドと思う商品であるからには、その
グッドですよという事について第三者(この場合は審査員)の方々に
よ~くその内容を理解してもらわんばですね。ここがポイント。
ですから、いろいろと商品の仕様などについて書く項目がありまして。
今回も、Gマークを主幹している日本産業デザイン振興会という
ところに「Gマークへ応募しますよ」と連絡して送られてきました。
日本産業デザイン振興会についてはここをクリックしてください。

普段にあまり見ない書類ですから、イシモクのN子さんがこれを見た時も
「こがん書類ば、書かんといけんとね」とびっくりして驚いていました。
まあ~、こういう堅そうな用紙を見ると、「めんどうだなあ」と誰でも思いますから
「まぁ、知らんことじゃなくて、自分とこの商品説明ですから、大丈夫ですよ」とか
「締め切りまで、まだ時間もあるし、私も手伝いますから」と、ここでノブコさんが

ひるんで後ずさりせんごと、スカートの端を踏むように答えたのです。
デザイナーはデザインするだけが仕事ではなく、デザインがうまく行くように
相手をサポートするのも、「デザインの仕事」ですから。
こういう場合はサポート役なので、背中のかゆい所を少し掻く程度にして
「イシモクさんも忙しいでしょうから、この応募用紙は、私が書きますよ」と
デザイナーが引き受けて書くのはあまり感心できません。
やはりチームで木製プレートの商品開発をしており、Gマークに応募する
主役はイシモクさんですので、書くのはイシモクさんの役割です。
そして、しっかりサポートをするのがデザイナーと、役割分担ばせんば。
また、こういった応募用紙の質問項目に、どう書いていけばいいのかと
経験することが、入賞後の新聞記者のインタビューにも役立ちます。
応募する前から、入賞することをイメージして準備をするのが大事。
そして、応募用紙にしっかりと書いて、書類審査に提出したのです。

私の好きなことわざ=「充分な準備をしてこそ、チャンスは到来する」
Gマークは書類審査があるのだから、審査員にわかってもらように書類を
書いては、読み直すし、また、書き直しては読み直すのが準備です。
そいぎ、話の続きは次回に。

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Posted by デザイン散歩 at 15:05│Comments(0)グッドデザイン
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