2010年07月01日
イタリアのお菓子のパッケージ

このブログではデザインについて、あれこれと書いているので、
なるべく身近な生活用品やお菓子などをネタにしています。
お菓子をネタにしていても、どこのお菓子がうまいとか、やわらかいよりも
商品の「価値の作り方」や、「価値の伝え方」など、デザインやビジネスの
ヒントになればと書いているつもりです。
商品の「価値を伝える」役割りのひとつにパッケージにあり、商品の性格や
ポジションによって、パッケージのデザイン表現はいろいろとあります。
パッケージのデザインが大事だからといって、目立つようなパッケージをして
逆効果になる場合もあり、商品、立地、顧客層、用途、価格などの「要素」の
バランスを検討しながら、デザインを決めることが大切です。
写真のお菓子のパッケージは、シンプルに透明シートに包んで、お菓子の
中身をストレートに見せて、そこにシールを貼っただけのデザインです。
「価値を伝える」のがパッケージの役割ですから、この場合は、中身を
ストレートに見せることで内容を伝え、美味しさを伝えている例です。
そして、シンプルだからこそ、わかりやすい場合もあり、この場合には
シールの形状、ロゴ、色彩のグラフィックな要素が重要になります。
Posted by デザイン散歩 at 12:15│Comments(0)
│パッケージデザイン