2011年06月19日
お気に入りの夕陽写真
梅雨の季節なんだから、雨降りの日が続くものだとわかっている。
けど、なんとなく気分もどんよりと。
雨ですから夕焼けも見れないので、せめて気分転換にブログで
伊万里川の夕陽写真を見るとしますか。
いつもの伊万里川ジョギングをしてる時に撮影した夕陽写真で
先月に撮影した中から、1枚アップしました。
ゴールド、オレンジ色、青紫色、そして川面には1条の光ラインが。
空はまだ明るくうっすらと青空で、お気に入りの1枚です。
2011年06月18日
グリコの赤い保存缶
棚のなかを整理してたら奥の方から出てきたグリコの保存缶。
底に書いてある「賞味期限」は、1年以上前に切れてたのですが
賞味期限はたんなる「目安」ですから、あまり気にすることなく
今度は棚の前のほうに戻し直しました。
使うことがないから、ズンズンと奥に移ってしまうけれどね。
グリコの創始者江崎さんは佐賀出身で、森永製菓の創立者の
森永太一郎さんは伊万里出身と、佐賀県内には有名なお菓子
メーカーを創立した人物がいますね。
グリコの原材料をみると、水あめ、加糖練乳、砂糖、でんぷん
かきエキス(グリコーゲン)を含むと書いてあり、商品名の
「グリコ」は、かきエキスのグリコーゲンから由来しています。
「ひとつぶ300メートル」のキャッチコピーと陸上ランナーの
イラストから、これは「元気になる」お菓子だと伝えています。
2011年06月17日
黄色いお椀は「みかんの木」でした。
今年になってから、土曜になると時々お邪魔している武雄市の
若木にある家具作り木工塾。
この建物の隣りには、手作りの木製のお椀やヘラなどを作って
いるなごみの樹さんの木工房があります。
小さな展示コーナーをのぞいたら、黄いろい色したお椀があり
「この黄色いお椀は、何の樹ですか?」とたずねたら
「それは、みかんの樹ですよ」と返ってきた。
いろんな木で作られたお椀があるけど、みかんの木で作った
お椀と聞くと、身近に感じるやさしい黄色いお椀ですね。
2011年06月17日
筆記具のプレスマンは大切な鉛筆
デザインに興味をもつようになった工芸高校のときから
そして美大のときにも、デザイナーの肩書きで仕事をするように
なってからも、肌身離さずというほどではないけれど、筆記する
道具に対しては、関心が高いほうだと思います。
職業的に「筆記具」に関心を持たないわけにはいかないのですが
それでも、「筆記具オタク」に近いかも知れません。
数ある筆記具のなかでは、デザインのアイデアスケッチを描く
ときに使う鉛筆には「書き味」が特に気になります。
妙な言葉ですね、「書き味」なんて。どんな味がいいのかと
なると、それはもう「滑らかな動き味」の一言につきる。
紙の上をアイススケートのように滑らかな動きをしてくれると
書く時にストレスを感じずに、「自由感」と一体になれるので
束縛のない自由な時間を過ごすことができるから。
今では一番右にある「プレスマン」が自由への引き金になってます。 続きを読む
2011年06月16日
かすたどんは鹿児島のお菓子
お菓子の名前には、いろんなユニークなのがありますね。
この間、鹿児島のお菓子の「かすたどん」をもらったので
「かすたどんって、おもしろい名前だね?」と知人に言ったら
「鹿児島って、西郷どんだから、かすたどんでしょ!」と
言われてしまった。かなりキッパリと。
キッパリ言われたおかげで、鹿児島弁で自分を「おいどん」と言うのを
思い出した。今の高校生も「おいどん」なんて言ってるのかな。
カスタードがメインのお菓子だから、カスタードとドンを合わせ
さらに縮めて、カスタドン。
これを和風な感じに、ひらがなで「かすたどん」になったのかな。
その地方ならではの、ユニークな名前はいいものですね。
2011年06月15日
紫陽花のはなと梅雨
今朝はちょっと小雨だったので、職場に行く道をいつもと
変えて歩いていたら、誰かの庭にアジサイの花を見つけた。
同じ道ばかり歩いていると、マンネリになってしまうけど
たまに変えてみるのも、いいもんです。
どんよりした天気でも、ちょっとHappy な気分になれるのは
紫陽花の花のおかげだね。
2011年06月14日
商品は「なんのために」あるのか②

今日の記事は前回に書いた「本性」をもう少し書いて
みたいと思い、その続きになります。
うまく説明できないかもしれませんが、あまり気にしないで
さらっと流してもらえれば、ありがたいです。
「本性」ってのは他とは違う独自(差異)な「○○らしさ」じゃないかと
思ってます。新商品は3ヶ月や1年で作れても、お店や会社の
「らしさ」ってのは半年や1年そこらで根付かないでしょう。
大切なことをコツコツ続けていって10年ぐらいはかかるかな。
色彩、機能、特長などの属性について、ちゃんと説明ができても
そこの本性は伝えにくいものです。ですから、なおさらのこと
他とは違う、「○○らしさ」という本性が大事になります。
デザインをする場合、「いかに便利に」や、「いかに機能的に」
などのように、「いかに=HOW」を考えるので、属性に関わる
要素の周辺をあれこれいじり、時々はお化粧を変えるけど
大事なのは「根っ子」となる本性(らしさ)を創りだすことです。
今日の写真は、伊万里鍋島焼窯元・畑萬陶苑さんのマグカップ。
独自なルリ釉薬が誕生してから、20年以上になります。
2011年06月14日
Marlboro にちょっと似ている「まっくろぼう」

またまたおもしろい駄菓子を紹介します。って言ってもタバコに
ついて少しは知っていないと、この面白さは楽しめませんね。
たばこのマールボロの箱のデザインに似ているのは
駄菓子「まっくろぼう・Mackulobo」の袋です。
わざわざ英語で「Macklobo」と書き、これって「Marlboro」に
似てるでしょ宣言をしています。
こういうのは類似意匠になり、「意匠権(知的所有権)の侵害」に
なりそうですが、大目に見過ごして楽しむのも大企業の度量です。
佐賀のお菓子の「まるぼうろ」も、たばこのマールボロとは
呼び方もなんだか似てますね。
これを取り扱っているのは、伊万里の下平商店さん。
運動会や催事など、いろんなお菓子の詰め合わせも特別に
用意してくれる、お菓子好きにはこころ強い味方です。
2011年06月13日
甘くないコーラ・ペプシのDRY

ビールなどと同じようにコーラやサイダー業界にも、糖分ゼロや
カロリーゼロなど健康志向な商品がでていますが、今度は
「甘くないコーラ」を登場させたのが、ペプシの「DRY」。
ボトルのデザインは、クール&ハードな商品であるのを印象づける
ように、シルバーに黒色の組み合わせ。
アサヒビールのスーパードライのシルバーと黒の違いは、シルバーが
こちらは「ツヤ消し」なのと、DRYのロゴがより繊細でスマートに
なって、「 C o o l !」になってます。
炭酸系ドリンクのビジュアルにありがちなシュッワ~と「泡」を
モチーフにして、繊細さを表現するなど、コンセプトとボトルの
デザインを上手にまとめているペプシはサントリーです。
2011年06月12日
「スマートアップル」なチロルチョコ

伊万里で菓子食品を卸している下平商店さんのブログで
見つけたのが、写真の「スマートアップル」です。
スマートフォンのアップル社をもじって、チロルチョコ(株)から
アップルパイ、青りんご、みつりんご、アップルヌガーのどれも
アップルに関連したチョコを組み合わせ、「スマートアップル」なんて
ちょっと人をくったような名前ですから、来週のお菓子倶楽部会議のときに
メンバーのみんなで食べようと思います。
スマートフォンには全然似てないけれど、おもしろいアイデアですね。
2011年06月12日
陶芸家さんの週末おうちカフェ@有田

佐賀新聞のFITに「おうちカフェ」の特集で紹介されていた
有田町の陶芸家さんが金、土、日の週末だけ、コーヒーと
手作りスイーツをだしている、おうちカフェに行ってきました。
陶芸家さんのカフェですから、コーヒーカップやお皿などは
全部がそこで作った食器で、写真のコーヒーカップもそうです。
ふだんは工房や展示室として、使っているスペースを週末だけ
カフェに変身してるのですが、落ち着いた隠れ家的な
陶芸家横田さんおうちカフェは「カフェ・グルニエ」。
おいてある椅子はトーネットの曲げ木の「コーヒーハウスチェア」。
現代デザイン史には登場する、曲げ木の椅子とカフェ空間は
よく似合っています。
他の窯元さんも「週末だけのピザ屋」とか、ラーメン好きな窯元なら
週末だけのラーメン屋など、みんな「器」を作っているんだから
ラーメンのメニューはひとつでも、ラーメン鉢はいろんな種類があり
好きなラーメン鉢を選んでもらい、限定ラーメンを食べると、たぶん
お客さんも喜ぶんじゃないかと思うけどね。
2011年06月11日
無印良品のダブルリングノート

今、武雄の木工塾で作っている、サイドテーブルのアイデアや
デザインなど、ちょっとしたメモなどを書きとめる時に使ってるのが
無印良品のダブルリングノートです。
商品の名前になっているわりにはダブルリングがチャッチイのですが
紙の薄ぺらっさと同様、お気楽な加減具合が気にいってます。
メモする内容はたいしたことがないものだし、アイデアといっても
自由に、身勝手に思いついたのを忘れない程度に書くのですから
これぐらいが気を使うこともなく、なぐり書きするにはちょうどいいね。
2011年06月10日
商品はなんのためにあるのか

ぼくが住んでいる伊万里や隣りの有田は焼き物が有名なところで
伊万里焼や有田焼という「産地の名称」が焼き物についてます。
この名称が本質(本性)を表しているのかと思えば、むしろ
「属性のひとつ」にすぎないと思ってます。
歴史、様式、染付、色絵など美術工芸品から食器まで、幅広い
アイテムがあり、これが有田焼の本性ですと、一言で説明する
には門外漢のぼくにはむずかしいけれど、知名度は中高年層には
高くても、年齢が若くなるほど知名度も低いようです。
写真の白磁のコーヒーカップは、正真正銘の有田焼のカップ。
この商品は「コーヒーを飲むためのカップ」ですから、世の中に
数多く存在するコーヒーカップのひとつにすぎません。
値段が安いから、有名デザイナーがデザインしたから、可愛い
あるいは贈り物になど、商品を使う(買う)理由は人それぞれ。
ですから、商品は「なんのためにあるのか」と存在理由が明確に
なっていないと、商品価値に共感してくれるお客(市場)に
「価値」は伝わりにくい。あんまり「属性」に執着しこだわり
すぎるより、これから開発する商品は「なんのためにあるのか」
を、とことん突き詰めていくことが大事だと思います。
写真のコーヒーカップは「なんのための」あるのだろうか。
2011年06月08日
真っ赤な夕陽見ジョギング
雨が降らないかわりに、暑い一日の伊万里でした。
久しぶりに夕陽見ジョギングにでかけたのは、ほんの少し霞みが
かかっているおかげで、真っ赤な夕陽がそんなにまぶしくないので
つい真っ赤な夕陽を追いかけたくなったのです。
写真では真っ赤な色が出てませんが、川面にちょっと映ってますが
きれいな真っ赤でしたね。
伊万里津大橋の金彩色絵大壷が、伊万里らしい風景ですね。
明日も晴れそうだから、半そでシャツを出してクールビズにしますか。
2011年06月07日
風鈴まつり@伊万里
梅雨入り宣言がでたあとも、天気の良い日がつづいてたけれど
今日は小雨が降ったりやんだり、ちょっと涼しい伊万里です。
伊万里鍋島焼の里・大川内山では恒例となった、「風鈴まつり」が
いよいよ来週の18日(土)から始まります。
緑の山々に囲まれて、磁器風鈴の音色も涼しげですよ。
風鈴まつりの詳しいことはこちら⇒伊万里鍋島焼協同組合