2010年05月31日
クジラの巻尺

デザインをするという職業がら、興味があるものを計測するので
スケールやメジャーは身近な道具になっている。
この間もワインボトルの直径と、日本酒の4号瓶を計ったら
ワインボトルが70~80mm、日本酒の瓶は75~85mm、
そして、芋焼酎の4号瓶は80mmぐらい。
気に入っているそば猪口は、そばのつゆを入れるのは無論のこと
緑茶やロックでウイスキーを飲むときなどに使っていて、これの
手に持つ部分を計ったら、直径が80mmぐらいあった。
そんなふうに、身近なものを計るときに使っているのが
写真のくじらの形をした巻尺で、目の前の机の片隅に置いてます。
可愛い子供のクジラなので、名前は「コジラ」。
巻尺が口のところから出てきて、木製スイッチプレートを作っている
伊万里の木工所、「樹の森さん」ちのオリジナルです。
詳しいことは、こちら⇒ 樹の森
2010年05月30日
白磁の徳利

久しぶりに窯業に関係している人と、昨日の夜は飲みながら
話しをしていたのですが、「どうも窯業って言葉自体が、今の
時代に合ってないんじゃないの」と、いう話題になった。
窯業という漢字がついているところに何があるかと話していたら
有田町の佐賀県窯業技術センターと佐賀県窯業大学校の2つが
出てきて、それから話は窯業大学校の窯業教育はどうすべきか
なんて話に広がっていき、ビールを飲みながら、多少の酔いも
あるので、一度ついたはずみというか勢いはどんどん進み
こうして伊万里の夜は楽しく更けていっちゃいました。
楽しい話相手と一緒にお酒を飲むと、一味も二味もうまくなるね。
写真はろくろで作られた、見たとおりの白磁の徳利。
ボリュームが上にあり、底の方に形がすぼんでいるので
倒れるんじゃないかと思うけど、そう簡単には倒れないもので
注ぎ口が斜めになって、人のようにも見えるのが面白く
酒を注ぐと、キレもよく、お酒が垂れてこないのも嬉しいね。
2010年05月30日
ゲゲゲの水木しげるさんは面白い!

4月からのテレビで面白いと思って見ているのが、NHKの
朝ドラ番組の「ゲゲゲの女房」と、夜の「サラリーマンNEO」。
ゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるさんの奥さんが主人公に
なっているから、漫画家の水木さんも必然的に登場する。
月刊誌「PEN」の4月号には、「水木しげる大研究」と題した
特集があり、ぺらぺら眺めて読んでいると、名言というか
かなり辛しの効いた迷言があり、読んでいても笑ってしまう。
普天間や口蹄疫など、いろいろ問題が起きて腹が立つことや
涙を流すことがあるけど、水木しげるさんは面白いね。
雑誌のPENは⇒ こちらから
こっちも面白い⇒サラリーマンNEO
2010年05月21日
最優秀杜氏の井上満氏
伊万里の酒蔵が作るお酒には甘みがあり、こっちの味だと教えられた。
お酒は淡麗辛口の味になじんでいたので、「甘い味」の酒にとまどったが
鹿島の馬場酒蔵の「能古見」を飲んだときは、これは旨いお酒だと
正直に思い、そのお酒を造ったのが肥前杜氏の井上満さんと聞いた。
あれから10年、今は西有田の松尾酒造や伊万里の松浦一酒造など
地元の酒蔵で酒造りをして、昨年のお酒の鑑評会では純米部門で
松尾酒造の純米吟醸、純米大吟醸が第一位と受賞が続いている。
今朝の佐賀新聞に、井上満さんが全国酒類コンクールで最優秀杜氏
特別賞に選ばれた記事があり、井上さんとはまだ会っていないけど
造ったお酒をよく飲んでいるこっちも嬉しくなり、今夜は「宮の松」で
乾杯をせんばいけん。
松尾酒造さんのブログは⇒有田の酒販屋・明るい悩み相談室
2010年05月19日
伊万里焼ルーペが新登場!
昨日のNHKニュース佐賀で放送されていた伊万里焼ルーペ。
昨年、佐賀県の産地再生支援事業という地域資源への補助事業に
申請する際に事業計画書作りを手伝ったこともあり、商品が出来上がった
ニュースは関係者の一人としても嬉しいものです。
今朝の朝日新聞にも、その内容が詳しく紹介されていて、実際に
伊万里焼ルーペを手に持った画像が紹介されて、いい写真です。
ルーペそのものは以前からあり、手に持つ物なので大体の大きさは
わかっているから、わざわざ手に持たなくてもわかるだろうと思うけど
やはり、ルーペは「手に持つ」物ですから、こうして手に持った画像が
わかりやすい。ルーペを手に持った画像と、手に持たない画像の
どちらが「生活のリアリティ」が伝わりやすいかを考えれば。
これからの市場縮小時代では、商品の「良さを知らない」お客に
「良さを伝える」仕事が大事になってくるから、お客に商品価値を
伝える仕事にもウェイトを置いていったほうがいいでしょう。
「ウチでもDMを出しているけど、なかなかお客が来ないよ」なんて場合は
DMの表現内容と客層のマッチングが不適切だったり、催事や商品の
案内文章や画像、そして特典などに「魅力」が不足しているケースが多い。
隣の芝生を気にするよりも、自分の足元をもっと見つめ直すことです。
伊万里焼ルーペは食器ではないので今までの相手とは違い、新規客との
取引になるから、これからが本番で、スタート地点に立った所です。
ルーペの詳しいことは⇒ 伊万里焼ルーペ・瀬兵窯
2010年05月07日
ハッピーターンはロングセラー!

甘くて塩っぱいパウダーのソフトせんべい・ハッピーターンは
誕生してから30年になるロングセラーなお菓子です。
幸福(ハッピー)が戻ってくるよう(ターン)にと考えられた商品名。
そして、袋にも「おいしいって幸せ!」と書いてあり、確かに
美味しく食べられるのは幸せですね。
ロングセラーの理由は、ハッピーターン独特の、あの甘さと
塩っぽさが混じったパウダーの独特な味わいと、軽やかな歯ざわり。
ただの甘くて塩味のお菓子ではないようです。
30年間も売れているのは、たぶん時代とともに「微妙な変化」と
いうか、コンビニ用のサイズを用意するなど売場環境の変化に
対応してきたビジネスの成果でしょう。
もの作りにこだわると同時に、売り場環境や売り方の変化にも
対応してこそ市場に受け入れられるもの。
キャラクターのハッピー王国ターン王子のイラストも、お菓子の
ハッピーターンの顔をして、さりげなくたたずんでいるように
派手な宣伝もせず、努力の継続が30年につながり
食べる人だけでなく作っている人たちも、ハッピーなお菓子です。
2010年05月06日
伊万里・ドライブイン鳥で焼肉
「暑かね~」が挨拶になった、伊万里のゴールデンウィーク。
休日だし、暑いしと、久しぶりに焼肉を食べに「ドライブイン鳥」へ。
鳥肉を焼いていると、油も飛んで来るので、着る服はジーパンか
ジャージがいいですね。

店内の棚に飾って置いてある、人形たちも全員がビニールを
すっぽりかぶって、完全装備で油よけと煙よけをしてますから
この店に行く時には、それなりの準備が入ります。

伊万里で「ドライブイン鳥」を知らない人はいないぐらいに大人気の店。
日曜の夕方、友人が家族で行ったら、5時45分に着いた時点で
すでに1時間待ちだったそうですから。
大黒様と恵比寿様はビニール袋じゃなく、油汚れもないきれいなガラスの
中に鎮座して、笑顔でお客を迎えています。

詳しいことはこちらをクリック⇒ドライブイン鳥
休日だし、暑いしと、久しぶりに焼肉を食べに「ドライブイン鳥」へ。
鳥肉を焼いていると、油も飛んで来るので、着る服はジーパンか
ジャージがいいですね。
店内の棚に飾って置いてある、人形たちも全員がビニールを
すっぽりかぶって、完全装備で油よけと煙よけをしてますから
この店に行く時には、それなりの準備が入ります。
伊万里で「ドライブイン鳥」を知らない人はいないぐらいに大人気の店。
日曜の夕方、友人が家族で行ったら、5時45分に着いた時点で
すでに1時間待ちだったそうですから。
大黒様と恵比寿様はビニール袋じゃなく、油汚れもないきれいなガラスの
中に鎮座して、笑顔でお客を迎えています。
詳しいことはこちらをクリック⇒ドライブイン鳥
2010年05月05日
有田陶器市で柿右衛門窯と深川製磁へ

今日、5月4日も青空が広がって、夏のような暑い一日でした。
東京から来ている知人を、有田陶器市にご案内~。
有田の街中は混んでいるので、有田焼といえば色絵の柿右衛門
ですから、まずは柿右衛門窯へ。陶器市の期間中だけは
数奇屋風家屋でお茶のおもてなしがあり、これは嬉しいね。
「柿の木」の前で記念写真を撮っている観光客もいました。

そして、ランチもかねて深川製磁のチャイナオンザパークの美術館と
アウトレットへ。有田陶器市だけの限定ランチがあり、その名も
究林登カレーと究林登バーガー。
有田陶器市には普段にはない色んなサービスがありますね。
それにしても、夏のように暑いので、汗が流れる陶器市です。
2010年05月04日
レモンステーキ・佐世保の「門」へ
今日も天気がよく、半袖で大丈夫な伊万里の青空でした。
伊万里には「伊万里牛」という上質な肉があるので、伊万里牛の
レストランではステーキやハンバーグに人気があります。
すぐ隣りの長崎の佐世保にはアメリカの米軍基地があり、佐世保
バーガーがご当地グルメになって有名。そして、佐世保で有名な
グルメに「レモンステーキ」があり、これは薄切り肉を鉄板で
焼いて、食べる直前にレモンを絞ってかけるステーキです。
スタッフの人がレモン汁を鉄板プレートにかけると、レモンの
香りがジュワ~と湯気と一緒に広がり、食欲のスイッチが入る。
タウン情報誌によく登場しているのが、ステーキレストラン「門」。
「黒」の鉄板で始まり、締めのデザートは「白」プレートでした。
2010年05月03日
陶器市だけど大川内山へ

今日、5月3日の伊万里は天気も良く、夏のような陽射し。
東京から来ているゲストと一緒に伊万里鍋島焼の大川内山へ。
山から吹いてくる風に、風鈴もなって、涼しげでした。
有田陶器市も人が多いでしょうが、大川内山の駐車場も車が
いっぱいで、大阪ナンバーもあり、なんと品川ナンバーの
BMWがあり、東京から運転してきたのでしょうね。


そぞろ歩きするにも、大川内山はいい季節です。
2010年05月01日
龍馬が使った茶碗と三川内焼

今日は天気もよく、有田陶器市はかなり混んでいそうですから
有田を通り過ぎて、隣りの長崎県佐世保の「三川内焼」で
はまぜん祭りという陶器市をやっているので足を伸ばした。
13軒ほどの窯元がいて、こじんまりとした山里は気持ちよく
窯元の展示場を覗いていたら、「龍馬の使った茶碗のレプリカ」と
書いてある茶碗が置いてあった。
ちょっと小ぶりな丼で、フタにも「龍」、茶碗にも「龍」が描かれて
いるから、これを龍馬が使ったといわれたら、納得するしかない。

それにしても、三川内焼と龍馬との縁があったとは。
福山龍馬の魅力とNHK大河ドラマの影響は大きいね。